前回のインスタントラーメンの試食のとき、1番人気があったチャーシュー。「自分たちでおいしいチャーシューが作れたらいいな。」そんな思いから、手作りチャーシューを作ってみることにしました。
レシピを調べた男の子を中心に、5人でのチャーシュー作りが始まりました。
「豚肉のブロックは、洗って、その後、タコ糸でしばってね」
「どんなふうにしばると?」
調べたレシピには、縛り方まではのっていません。今までテレビや本で見たチャーシューを思い出しながら、豚肉をしばっていきました。
一方では、別の子たちが煮込むためのタレを作っていました。
お互いに下準備ができあがると、後は、煮込むだけ。
火の番を交代しながら、できあがりを待ちます。どんどんいい香りがしてきて、廊下にまでその香りが来ると、別の部屋で他の調理をしていた子たちもつられてしまいました。
「チャーシューができたよ!!」
まだ食べてもいないのに、その顔は「絶対においしいのができた」といわんばかりの満足げな表情です。
チャーシューチームは低学年の子が2人いましたが、うまく役割分担をし、みんなでおいしいチャーシューを作りました。大きい子が小さい子に作業手順を教えたり、小さい子でもできる仕事を与えてあげたりしていました。