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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


あっという間に1学期が終わりました!

<小学校>

 

ものづくり工房。全校ミーティングで「ツリーデッキを解体させてほしい」と、議題に出しました。承認を得て、解体工事がはじまると「楽しい!」「週間計画をぜんぶ工事にしたい!」など、意欲的な声がきこえています。さびた釘は簡単には抜けず、長い板をはずすのは一苦労ですが、汗をかきながら思いきり体を動かす子どもたちの表情は明るいです。2学期がはじまったら、解体工事と並行して、建物のデザインもすすめていきたいです。

 

劇団ひらおだいは、グループ劇の発表会をしました。緊張している子や楽しんでいる子、みんなそれぞれ本番に力を注ぎました。終わった後、2学期の劇に向けて反省会をしました。「もっと前に出てきた方がいい」「早口で聞き取れなかった」といったアドバイスもあれば、「声が大きくてよかった」「オーバーリアクションで話に一気に引き込まれた」などよかった意見もたくさん出ました。お互いの演技を見合って、もっとよい劇になるように切磋琢磨しています。2学期は、みなさんに見てもらえる機会をつくれたらいいなと思っています。

 

ひらおだいファームは、かまど小屋とかまどづくりや、やきものの作品の野焼きなど盛りだくさんの一週間でした。野焼きでは、「どうしたら火は燃え続けるんだろう?」「ぼくのつくったもの、われずにできたよ!」と、汗を流しながらもいきいきとしていました。また、畑で収穫したエダマメでずんだもちとまめおにぎり、きゅうりでサンドイッチを作って、1学期さいごの料理を楽しみました。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、全体劇の話し合いをすすめています。学校や平尾台にまつわるエピソードをよみ、昔の人々のくらしや生き方を想像しました。「昔の先生って偉かったんだね」「ドリーネに先生が落ちるところが笑えるね!」と、印象に残ったシーンを即興で劇にしました。最終日は、畑で収穫したトマトや青じそ、バジルを使ってクッキングを楽しみました。

 

くらしの文化館は、柵の仕上げをしました。下の方の空いたスペースに板を追加したり、束石の部分に土を入れて補強したりと、すっかり手慣れた様子です。柵完成パーティもしました。からあげにやきそば、キンパ、プリン。わんぱくメニューをつくって食べて、体育館でめいいっぱい体を動かしました。短い1学期でしたが、仕事を完成させた達成感で満たされた様子でした。

 

グローカル・グループは、環境にやさしい服を作っているところを調べて発表しました。オーガニックの綿で服を作っている企業や、自然の染料を使っている工場などが出ました。これから話を聞きに行けるよう計画しています。また、小倉織の綿を作っている桜間さんに話を聞きに行きました。育てるうえで気をつけていることやなぜ綿を育てるようになったのかなど、いろいろと聞かせていただきました。桜間さんはとても生き生きと綿を育てていました。そして、私たちの育てている綿も大きくなるように、支柱をたてました。

 

<寮>

 

1学期最後の週に楽しいことをしたい!と、水曜日の夜に体育館で映画を見て、花火をしました。「映画館みたい~」「花火が消える音が好きなんだ~」と楽しそうな声が聞こえてきました。