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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(10月9日)

<小学校>

 

ものづくり工房。全校ミーティングでは、クラスみんなで考えたデザインの発表をしました。幅4m、奥行き3.8m、高さは4.5mの建物です。実際につくる10分の1の大きさの模型をみてもらいました。つぎは、基礎工事です。本物の4mの柱を見ると、「えっ!?こんなに高いの?」「ちゃんとできるかなあ…」「でも、はやくつくりたい!」と、楽しみで仕方がないようです。

 

劇団ひらおだいは、火を起こしてお昼ごはんをつくりました。「風で火が消えちゃった」「火がすぐに消えてしまう」簡単に火はつきません。「空気の通り道をつくろう」「火は中から外へ広がっているよ」「小枝を集めてくる」と何度も試行錯誤の繰り返しです。太い木にも火がうつり、長時間大きな火をつけることができました。心もお腹も大満足の1日になりました。

 

平尾台ファーム。豆腐づくりをしました。「水を入れる量が多すぎたかな」「豆乳を熱しながらにがりを入れると固まった!」など、班ごとに工夫と発見を繰り返し、できあがったときには歓声があがりました。つくる際にできた豆乳やおからも何かに使えたらと色々な意見が出ています。冬野菜の畑の準備もすすみ、活動がどんどん広がっています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、引き続き劇の演目をどうするか話し合いました。今週中に決める目標で進めてきましたが、これがしたいとはっきり決まっている子もいれば、これだ!というものがないと悩んでいる子もいます。そこで、話し合いだけではなく、出ている案をみんなで演じてみることにしました。結局、決定には至りませんでしたが、「みんなが納得するものにしたい」と前向きな声がきこえます。また、本の原稿が出そろい、ページ付けなどの作業もしました。来週には完成しそうです。

 

くらしの文化館は、「話し合いについての話し合い」をしました。リノベーションのイメージ図の検討を進めていく中で、クラスミーティングに課題があると気づいたからです。声の大きさや議長の進め方、どんな気持ちでミーティングに臨むか。みんなで課題をだしあい、解決策を考えました。その後の話し合いの雰囲気はぐっと良くなり、イメージ図の検討もより具体的に進みました。長い話し合いは大変ですが、みんなの意見で練り上げて、よりよいものができていくのだと実感しています。

 

グローカル・グループ。今週はテーマごとに調べ物を進めました。綿や藍は順調に育っていて、これからもたくさん収穫できそうです。収穫した藍は、葉を乾燥させて染物に使います。来週、学校にある桜の枝やセイタカアワダチソウを使って、草木染をする予定です。

 

<寮>

 

平尾台は急に肌寒くなりました。夜はとくに冷え込みます。Tシャツに半ズボンで「寒い~!!!」と言っている子もちらほら…。先週にもお伝えしていますが、長袖、長ズボンや着脱しやすい上着などを持ってくるようお願いします。