まずは子どもをしあわせにしよう。すべてはそのあとに続く。- A.S.Neill -
   
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「学校法人きのく
に子どもの村学園」は、1992年、和歌山県橋本市でスタートしました。戦後はじめて学校法人として認可された自由な学校です。
 現在は、きのくに子どもの村小中学校、かつやま子どもの村小中学校(福井県)、南アルプス子どもの村小中学校(山梨県)、北九州子どもの村小中学校(福岡県)、ながさき東そのぎ小学校(長崎県)、きのくに国際高等専修学校(和歌山県)があり、子どもたちの多くが寮生活を送りながら学んでいます。
 

ニコラさんからのメッセージ


「こんにちは。今日は特別な一曲、みなさんもよく知っている《スカイ・ボート・ソング》です。最近テレビ番組で使われて、再び人気になってきました。
 今日は、今年まだ会えていない、特別な友人たちのために歌います。
毎年、日本のきのくに子どもの村学園からキルクハニティに子どもたちが来ます。私はその子どもたちに歌を教えに行くのを、いつも楽しみにしています。

 では、ヒロコ(きのくにのまるちゃん)と、きのくにのみんなのために歌います。」

 スカイ・ボート・ソング(YouTube)


ニコラさんは現在、外出できない生徒さんたちのために、映像を使って歌を教えています。

 

マシューさんからの手紙



子どもの村のみんなへ (オリジナル英語版


キリーにいるマットより、Hello Japan!!


世界中でウイルスが広がってますが、みんなが元気で無事でいることを心から願っています。この3週間、スコットランドでの生活はずいぶん変わりました。みんながスコットランドに来る予定もいくつかキャンセルになってしまいました。みんなもきっと悲しいと思うし、アンドルーもぼくも悲しいです。でも今は人々の健康と安全がいちばん大事!夏のグループでやってくる人たちには会えることを願っています。


 ぼくはキリーの修理などをして忙しく過ごしています。キッチンには新しいコンロや戸棚が入って、いい感じです。門のところにあった大きな木(去年倒れてしまったもの)は、切って薪にするのにけっこうな大仕事でした。今、倉庫は薪でほぼいっぱいです!写真を何枚か送るので見てください。スコットランドではお天気の日がふえてきました。芝生の草も伸びてきて、そろそろ刈らないといけません。ぼくの夏の仕事が始まります。みんなが今年来たときには、グラウンドを楽しめるようにきれいにしておくね。


 このようなときにキリーに住んでいることはラッキーだと思っています。週に一度はテスコに行きます。が、テスコもとっても変な感じです。規制がきびしくて、一度にお店に入れるのは家族の中で1人だけです。お店の中でも、きめられた順路でまわらないといけないのです。とっても変な感じ。


 それではあらためて、日本のみんな、そしてきのくにのみんなが無事で元気ですように!


 また会える日を楽しみに!



マット(マシュー)

 

アンドルーさんからの手紙



 きのくに子どもの村のみんな、スタッフやおうちの人たちへ 
オリジナル英語版


私たちはみんな一つの大きな家族です。でも今、遊び場や教室で一緒に共同生活を通して学ぶことができません。


キルクハニティにいると、私たちはいつもスコットランドと日本という物理的な距離を感じていました。でも今はもっともっと距離を感じます。現在(そしておそらくこの先しばらくは)この命に関わるウイルスが世界中に広がっていますが、子どもの村とつながっているすべての人たちが、その家族も友だちもみんな元気でいてくれることを願っています。


現在、息子のマシューがキリーに住んでいて、きっと彼もみなさんにメッセージ、そして写真を送ることと思います。キッチンの改修はほぼ終わっています。キルクハニティは春の陽ざしを受けていい感じです。


イギリスではウイルスによるロックダウンのため、私とマシューも会ってはいけないことになっています。市民は生活に必要な買い物をするとき、病院に行くとき、そして1日1時間ほど外で運動するときだけ、外に出られます。みなさんご存じのように、私はなかなか言うことを聞かないタイプなので、ときどきキリーに出向いて運動しています。マシューと卓球をしたり(上手ではありませんが)、自転車ででかけたりすることもあります。行き先はグレンレアという川。なかには、まるちゃんの心配をよそに、ガビンと一緒にその川で泳いだ人もいるかもしれません!ガビンは、父親のジョンやA.Sニイルとよく似ていて、リスクを背負ってでも自分のやり方を通すところがありました。彼がとっても恋しいです。


イギリスでは、みんなが来るとよく行くような場所はすべてしまっています。お城、お庭、街、ビジターセンターなど。そしてこの週末(イースターの週末・・・4月11日・12日)は警察がビーチや人々が集まりそうなところをパトロールして、日光浴やパーティをする人たちに声をかけるようです。


みんなもそうだと思うけれど、すべての人たちが一緒に遊んだり、このひどいウイルスがおさまった!というお祝いをしたりしたい、と思っています。でもまだできません。知っている人もいると思うけれど、私は何年か前に内蔵の病気をしているので、特別気をつけなければいけません。まだあと少なくとも10週間は家にいないといけないと言われています。


たくさんの人が、この事態を戦争のようだと言います。キリーは第二次世界大戦のときに開校しました。様々な問題は武器や暴力ではなく、対話によって解決することができると、子どもたち、そして世界に示すためにです。ジョンとモラグは平和的な方法で戦ったのです。だからこのウイルスに対する戦いがいずれ終わったときには、また会って共に学びましょう。平和に共に生きること、お互いに助け合うこと、一人ひとりが同じように大切だということ、遊びはただ楽しいだけではなく、社会的な営みであり、自分のスキルを伸ばすだけでなく、互いを愛すことでもあるのだということを。


この戦いが終わったとき、またみんなにこの素晴らしいスコットランド(bonnie Scotland)で会えるのを楽しみにしています。この暗いときをどうぞ無事に切り抜けてください。そして次にスコットランドに来るときにもどうぞ無事に来てくださいね。



愛をこめて

アンドルー・パイル



bonnieとはスコットランド語で「かわいい」とか「うつくしい」という意味。