きのくに国際高等専修学校 since1998   人生の目的は、幸福、すなわち興味あることを見つけることだ。–A.S.Neill
 

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最終更新:2024. 3. 19 
 
 

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このページは、きの高の「広報部」メンバーが文章を書いています。学校や寮での一週間の様子が垣間見れます。


 

March 海外研修

 3月2日、3年生は全員そろって元気に帰国しました。疲れを癒したり、余韻に浸る暇もなく、二日後の卒業発表の準備に向けてフル稼働でした。卒業発表が終わったとたんに時差ボケになった人もいたようです。
 卒業の直前に、学校の課題や仕事も抱えてだったため、とても忙しい海外研修でした。それでも行けてよかったと、全員が思って帰国したようです。
 

February 海外研修

 関空に集合してから28時間。キルクハニティに到着しました! 

 3年生11人(+大人2人)が待ちに待った海外研修。長旅の疲れより、「ついに来れた!」といううれしさで、ニヤケ顔が止まりません。

 暗くて寒いスコットランドをイメージして来ましたが、思っていたより日は長く、彦谷ひど寒くない!そして、スノードロップという花が満開です。

 さっそく翌日から授業が始まりました。アンドルーさんとマシューさんをはじめ、関わってくれる人たちは口をそろえて、「やっと来たね。待ってたよ!」と暖かく迎えてくれます。

 みんな元気です。

   
 

February 最近のようす

 3年生はとうとう、イギリスへ海外研修に行きました。コロナウイルスのため、ここ数年は行けていなかったのでひさしぶりの海外研修です。

 1、2年生は通常通りの授業です。人数が少なくなるので、食器洗いや配膳などの当番がすぐに回ってきます。また、テストウィークが近づき、クラスの活動もまとめの時期なので、さらに忙しい状況です。寮でも集まっている人たちの姿も見られました。

 そんな中、黒い柴犬が拾われてきました。元気がよく、散歩に連れていくと急な坂でも駆け上がります。飼い主が見つかるまで、高専にいるようです。写真の犬に心当たりがあれば、高専までご連絡を。(い和真)

 

February 休校

 2月の最初の週はコロナウイルスで学校が休校になりました。一週間減るというのは高校生にとってはかなりきつく、〆切に追われている人がバタバタしていました。特に三年生はイギリスに旅立つための準備や卒業発表の話し合いなど大変そうでした。例にもれず、僕もプロジェクト日本での発表がまとまっておらず、頭を抱えている状況です。
 そういったことが終わったら、これからのプロジェクト日本は集大成について詳しく決めていくつもりです。期限を先延ばしにするクセをなくせたらいいと思っています。ほかにも学年ごとに理科の発表、委員会の集まりなど、することがいっぱいです。

 一方、天候はだいぶ落ち着き、暖かくなってきました。もうすぐ3月なのかということを体で感じました。やりたいことと残りの日数が比例していませんが、一年生を楽しもうと思います。(海星)

 

January 雪

 10年に一度と言われたとてつもない寒気が全国を襲い、各地で雪が降りました。橋本市、ひいては彦谷もその寒気に晒され、きの高では二日に渡って雪が降り続きました。

その日は、大人と子どもが一緒に道路の雪かきをすることから1日が始まりました。降り積もった雪に道路が塞がれ、学校は休みになり、生徒は一日を学内で自由に過ごすことになりました。雪で遊ぶ人もいれば、授業の課題をやる人もいました。

土と炎は、その日の本来の予定では薪割りをすることになっており、それに伴って給食をキャンセルしていました。そのため、土と炎の生徒は給食が食べられない、というアクシデントが起きてしまいました。弁当を買いに行こうにも、車は使えません。万事休すかと思いきや、小中学生の給食を分けてもらえることになりました。小中学生は通学生の分が余っているということで、なんとか食事にありつけることができました。

例年には無いような寒さと積雪ですが、もう一踏ん張り頑張って、この冬を乗り切りましょう。(錬太郎)

 

January 窯焚き

 「土と炎」のクラスで窯焚きをしました。土と炎では作った作品を毎年度、2~3回焼いています。窯焚きは二つに分かれていて、釉薬ものと焼きしめという方法があります。釉薬ものは特殊な塗り薬をつけ、焼くと液体が溶けてガラス質になります。釉薬にもさまざまな種類があり、種類ごとに色も変わり面白いです。

 一方、焼きしめは粗い焼き物で、釉薬を塗らずに焼きます。焼きしめの魅力は、使っていくうちに滑らかになっていき、変化が楽しめることです。今回の窯焚きは後者の焼きしめでした。

 焼きしめはただ焼くだけではレンガのような色になってしまうため、ある工夫が必要となります。「大くべ」と呼ばれる作業です。酸化と還元を繰り返すことによって、灰がかかり、色が変化していきます。酸化と還元は窯の中に入れる薪の量で調整します。

 今年度はあと一回、窯焚きをする予定なので、次回に向けて作品を作り始めようと思います。(隼樹)


 

January 最近のようす

 年が明けて、学校が再開しました。少しずつですが今年度の終わりを感じます。今年度の卒業を祝う会、新年度の入学を祝う会の委員の募集があり、ますます卒業が迫ってくることを意識させられます。プロジェクトでは、これまでの活動をどうまとめるか、という話し合いを始めています。

残すところあと3か月となった今年度ですが、まだまだ忙しい日々が続きそうです。25周年ウィークに組み込めなかった記念イベントや、クラスのレポート、三年生は海外研修や卒業発表を控えています。悔いなくすべて楽しみつつも、これまでをふと思い返してしまうような余裕をもって過ごしていきたいです。(開登)

 

December 冬休みの直前

フィールドワークがありました。一週間すべてを、プロジェクトXそれぞれのクラスでテーマに合わせた行先に旅行に行きます。「農業」のクラスは、九州を中心に様々な農家さんを見学に行きました。実際に農家さんに話を聞くことで、今の農業の課題を知ったり、新しい視点を得たりすることができました。

12月6日は特別授業がありました。カヌースラローム選手の羽根田卓也さんにお話を聞きました。羽根田さんがカヌー選手として、いかにしてオリンピックに出場できたのか、大きな夢をなぜ実現できたのかなどの話をしていただきました。意見交換もして、自分たちの夢や将来について考える良いきっかけになりました。

どのクラスも25周年ウィークやフィールドワークの疲れのためか、体調を崩す人が多く、ついに12月7日から休校になってしまいました。冬休みはゆっくり休んで、年明けは元気に忙しくがんばりましょう!(遼平)

 

November-December フィールドワーク

 一年の中で一番大きなイベントともいえる、フィールドワークが無事終わりました。行き先もクラスによってそれぞれで、「土と炎」のクラスは韓国へ行っていました。「プロ日」は東京と大阪へ、「音楽文化」は静岡と東京へ行ったようです。

私の入っている「農業」のクラスは、関西から四国を横断して、九州へと行き、有機農業をしている農家さんや、日本で唯一のゼロウェイスト宣言をしている徳島県の上勝町へ行き、お話を聞きました。農業についてはもちろんですが、地域や人と人の繋がりなど、たくさんのことを学べたように思います。今回聞いたことや、見たものをこれからの活動へと繋げていきたいです。(穂歌)

 

November 教育シンポジウム

きの高の在校生が企画したシンポジウム。大勢の方にご参加いただきました。ありがとうございます!
 

November 25周年ウィーク

 冬休みが始まるまで残り1ヶ月をきりました。きの高では25周年ウィークが始まり、韓国からミンドゥルレの学生と埼玉県にある自由の森学園の学生の人たちに来ていただきました。いつもと比べて人が多く、とても賑やかで楽しい1週間を過ごすことができました。

 25周年ウィークでは、きの高の歴史を振り返る授業を生徒がしたり、学校の周りや村のゴミ拾い、大掃除、シンポジウムなどをしました。特に印象的だったことは橋本にある大きな体育館を借りてスポーツ大会をしたことです。ミンドゥルレ、自森、きの高の人たちが一緒になってスポーツをしました。韓国語と日本語で言語が違うのでコミュニケーションをとれるか不安でしたが、スポーツを楽しんでいる姿を見て、スポーツは世界共通だと感じました。(遥生)


 

October 運動会

 10月14日には運動会がありました。天気も心配されましたが、「笑顔満開、青空爽快、準備はいいかい、運動会」が今年の運動会のタイトルでもあるように、青空の中、たくさんの笑い声が響きました。3年ぶりに卒業生や保護者もきていただき、とても賑やかな運動会になりました。
 きのくにの運動会は、自分たちでやりたい種目を考える、学年関係なく出たい種目に参加するという特徴があります。プロジェクトを体験できるレースや、約3キロを走るレースなどに、小さい子から保護者まで各々が参加しました。そして、今年の卒業生が餅まきをし、この地域で踊られてきた炭坑節を踊り、今年の運動会の幕を閉じました。(心春)

 

October 最近のようす

前期が終わっても、高専生は息つく暇がない程忙しいです。11月末には高専設立25周年を記念して開催されるイベントの25周年ウィークと教育シンポジウム、一週間の校外学習の期間であるフィールドワークがあります。みんな、それらに向けた準備をしていて、お昼休みや放課後、夕食後の寮でも話し合ったり、作業をしたりしている人たちを多く見かけます。そして、その疲れが溜まっているのか、寮の朝ごはんに遅れて来る人が増えた気がします。

私も仕事に追われて大変ですが、楽しいイベントにするために頑張っていきたいです。(寛司)

 

October 後期が始まりました

2学期制のきの高では9月いっぱいをもって前期が終わり、10月からは後期となります。この際、生徒は年度はじめに選択したいくつかの授業をもう一回、選び直すことができます。1年生は、言語、芸術、体育の3つで、2、3年生はそれに加えて歴史の4つの授業をそれぞれ1教科ずつ選びます。もちろん前期と同じものを取ることも可能です。芸術選択は特に人気に偏りがあり今年も例年にもれず人数調整をしました。

3年生は今回が最後の選択となるため、みな迷っているようで、「今期は、なにを取ったの」という会話フレーズがあちこちから聞こえてくるといった感じです。私も高校生活に心残りがないように最後の半年を頑張っていきたいと思います。(英登)

 

September 期末評価ウィーク

 あっという間に前期の最終週になりました。ということで、期末評価ウィークです。日本語や数学といった教科のテストだけではなく、英語のプレゼンテーションなど形式は様々です。寮でもみんなが勉強している姿をたくさん見かけました。

 中でも、私たち一年生はテストが多かったので、とても忙しかったです。さらに初めての期末評価ウィークだったのでとても緊張しましたが、なんとか終えることができそうです。そして同時に、「もう今年度の半分が終わってしまったのか」と少し寂しく思っています。後期も悔いのないように過ごしたいと思います。(穂歌)

 

September コンサート

橋本市で開催された、ウクライナ出身のナターシャ・グジーさんのチャリティーコンサートに行きました。ナターシャさんは日本に住んでいて、美しい歌声とバンドゥラというウクライナの伝統的な弦楽器を奏でながら、ウクライナの音楽を広めている方です。

小学生、中学生、高校生に希望者がいたので、合同で出かけました。コロナの影響もあり、みんなでお出かけする機会が少なかったため、とても久しぶりでした。みんなワクワクしながらバスに乗る姿が印象的でした。

最前列でナターシャさんのバンドゥラを奏でる手の動きをみることができました。60本以上ある弦を華麗に奏でる姿は素晴らしかったです。曲が変わる前に、幼い頃にウクライナで過ごした記憶を振り返りながら、次の曲へと移っていったので、一つ一つの曲に対する想いが伝わり、とても感動しました。(真実)

 

September 丹生川

きのくにの近くにある丹生川(にゅうがわ)に高専生全員で遊びにいきました。今年度が始まってからミーティングで25周年イベントとして何をするか話し合ってきました。シンポジウムなどのほかに「楽しいこともしたいよね~」という話になり、丹生川に行くことになりました。以前は毎年川に行っていたそうですが、コロナの影響によって今回は久しぶりに川に行くことになりました。
 
夏休み後ということで水温が心配でしたが、いざ行ってみると普通に入れる温度でした。 水遊びをしたり、バーベキューを楽しんだり、水の掛け合いをしたり、大人をみんなで水の中に落としたりして、それぞれたくさん遊びました。
 僕は川に行っても濡れる予定ではありませんでしたがみんなで水の掛け合いをした結果、一番濡れたと思います。高校生になると川で思いっきり遊べる機会も少なくなるため、川に行けて最高でした。(隼樹)

 

July 窯焚き

 7月の9、10日に「土と炎」のクラスで窯焚き(陶芸作品を焼くこと)をしました。新年度が始まって、自分たちで作ってきた作品を初めて窯で焼きました。初めて窯焚きをした人たちは、作品が出来るまでの一連の流れがわかったと思うので、これから作品の見方も変わってくると思います。

窯の温度は、順調に上がっていき、最大で1228度まで上がりました。釉薬(陶芸作品の表面に塗るガラス質の液体)もしっかり溶けていました。7月13日、水曜日に作品を窯から出しました。どの作品もきれいに焼けていて、今年初の窯焚きは大成功だったと思います。(琢真)

 

July 模擬選挙

 きの高内で模擬選挙がありました。環境の授業で、選挙について調べている三年生が、きの高生の政治への関心を高めるために、企画しました。一室では、真ん中に選挙箱が置かれ、パーティションで壁がつくられ、書く場所が仕切られていました。僕は一度親が投票しにいくのについていったことがあったのですが、雰囲気は同じでした。

 壁には選挙についての説明や、各党についてわかる紙が張ってあって、みんなそれを見てどこに投票しようか考えていました。党ごとに政策があったり、どんな問題に関心があるのかが違っていて、考えるのは難しかったです。自分に合う党を教えてくれるサイトがあり、迷ってサイトに委ねるひともいました。

 模擬選挙は二日間で行われ、その間は、みんな選挙について話していました。きの高生の選挙への関心が上がったんじゃないかなと思いました。(悠斗)

 

June オープンキャンパス 第二弾

 南アルプスの中3の人たちがオープンキャンパスでやって来てくれたので、きの高は一段と活気に溢れました。

 芸術選択を体験できないスケジュールだったので、特別にアンサンブルとウッドターニングの授業を行いました。昨年、アンサンブルを選択していた高校生が企画してくれて、の生演奏に合わせて、みんなでスコティッシュダンスを踊りました。緊張していたと思いますが、楽しいスタートになったと思います。

 オープンキャンパスの魅力は中学3年生ときの高生が一緒に時間を過ごし、授業を受け、交流できるところです。「土と炎」では、在校生が手伝いながら、中3の人と一緒に陶芸をしました。手伝っている姿は頼もしく、楽しそうに笑いあっていたのでうれしかったです。「やってみると思っていたより難しい」という声も聞こえ、体験してもらうと生まれる気づきがあって、オープンキャンパスのかいがあったなと思いました。(菜月)

 

June クラスのお出かけ

 「土と炎」のプロジェクトでは、陶芸やその年のテーマの歴史などを学びます。その過程で、ある程度の知識がつく頃合いに美術館や資料館などに行くのですが、今年はタイミングが合わなかったり、いつも行っている美術館が休館だったりと、あまり外出をしていませんでした。そうしたことが重なって、夏休みまでの予定がかなり窮屈になってきたのもあり、行きたいところにまとめて一日で行くことになりました。

 朝の8時に寮を出発し、帰ってきたのは夜の9時近くです。今回の行き先は順番に大和文華館、ウトロ平和祈念館、李朝ミュージアムです。

大和文華館では、事前に展示物やそれに関連する歴史を学んでから行きました。滞在時間は40分ほどでしたが、十分に楽しめました。ウトロ平和祈念館は、在日コリアンの歴史を、現地の在日コリアンの人たちの協力を得て設立した記念館です。客観的な視点での展示ではなく、実際にその歴史を経験した人たちの声が反映された展示は、感じるところがありました。李朝ミュージアムは名前の通り、李朝という時代の焼き物の展示をしているところです。カフェも運営しているらしく、展示してある陶磁器も相まって、和風かつ現代的な空間はとてもオシャレでした。

十分に時間を使い、久しぶりに充実したお出かけができました。一日の段取りを決める段階で、どうしても行けていなかった場所もあるので、今度はそこにも行けたらいいなと思っています。僕は「土と炎」では2年目です。1年目のあまり知識がついていない頃と比べて、今回はかなり理解しながら楽しめたと思います。(錬太郎)

 

June オープンキャンパス

 今週のきの高は、いつもより賑やかでした。かつやま子どもの村と、北九州子どもの村の中学3年生が学校見学に来たからです。高校生は二週間ほど前から、プロジェクトの時間は何をするかや、学校から寮までの道案内は誰がするかなど、色々な準備をしていました。学校見学は中学生にとって大事なことなので、高校生にも気合が入ります。

どちらの学校の子も緊張していたようですが、寮では楽しそうに話している姿もよく見られました。同じ学校の卒業生とは、久々の再会もあり特に話が盛り上がっていました。中学生が来る前は、高校生も緊張しており、「話せるかな~」という声もよく聞こえてきました。

 普段は木曜日にバスケ部の活動があります。しかし今週は中学生も参加できるように、火曜日と水曜日に活動していました。いつもはいない人がいることで、普段よりやる気が出た高校生もいたようです。

 きのくにはどうだった?という質問には、みんな必ず「楽しかった」と回答してくれました。「帰りたくないなぁ」という子も数人いたので嬉しかったです。来年はきの高にいるのかなぁと思うと楽しみです。(祐南)

 

June ミーティング

きの高にも小・中学校と同じように「ミーティング」の時間があります。毎週火曜日、気になったことや困ったこと、こんなイベントがしたいなどの議題を高校生と大人みんなで話し合います。「議長」と「書記」を担当するのはミーティング委員のメンバー。話し合いの効率や質を高めるための委員会です。

さいきん、数週にわたって話し合っているのが「きの高25周年を祝ってしたいこと」についてです。沈黙がつづくこともしばしば、なミーティングですが、この議題では続々と手が上がりました。「25周年を記念してシンポジウムを開きたい」「普段受けられない授業を受けたい」といったものから、「長年お世話になっている壁や床を新しく張り替えたい」などの意見も出ました。また、「高校生が授業をする」や「大人をいたわる」などユニークな提案もありました。

これからも引き続き、詳しい予定や企画を話し合っていきます。(万結)

 

June 最近のようす

 このホームページを書いている「広報部」は、文章を書く選択授業です。ホームページのほかには、新聞も発行しています。載せる記事は、広報部のメンバーが毎週ちがうコーナーを順番に書きます。学校であった出来事だけではなく、自分が思うことも載せます。きの高に入学したいかどうかの参考にもなるので、子どもの村のすべての中学校にも配られています。

 広報部と同じ時間に選べるのは、英会話、手話、ロシア語、古典などさまざまな言語の授業です。きの高は選択授業が多く、言語のほかには運動や芸術の授業があります。選択肢が多いので、自分に合った授業を受けられます。このことが、きの高を楽しくしている理由の一つだと思います。(和真)

 

May ミーティング

 今学期が始まり、約二ヶ月が経ちました。学校の活動も活発になっています。

きの高のミーティングは、生徒が週替わりで議長と書記を務めています。議題は大人だけではなく、生徒からも出ます。議題は学校生活で困っていることから、イベントの企画など様々です。

今週のミーティングでは、今年はきの高の開校25周年ということで、したいことはないのかという話し合いになりました。いつものプロジェクトではなく、別のプロジェクトに一日だけ入れる「シャッフルプロジェクト」や「学校に泊まる」という意見から、「学校の壁紙や床を張り替える」といった様々な意見が出ていました。どんなイベントになるのか、今から楽しみです。(穂歌)

 

May 最近のようす

バタバタした春祭りが終わり、中間休みも明けました。

各クラスでは、本格的に今後の活動についての話し合いが始まりました。きの高では、週に2回、クラスで活動するプロジェクトXという時間があります。私が入っている「音楽文化を探る」というクラスでは、今年度に演奏する曲について話し合いました。今年のテーマ「音楽にできること」にちなんで、人々に影響を与えた曲について調べ、長い時間をかけてやっと決まりました。
 プロジェクトの時間中は、料理をしている他のクラスから良い匂いがしたり、高校生の笑い声があちこちから飛び交ったりなど、今週もとても賑やかです。(真実)


 

April 春まつり

 今年は3年ぶりの春まつりがありました。春まつりは毎年、4月の終わりにある行事で、もともとは、きのくにの開校を祝う日でした。学校の行事ですが、企画しているのはすべて子どもたちです。保護者などに学校の活動を見てもらい、展示や体験、クラスでつくっているものを買ったりもできました。最近はコロナの影響でできていませんが、例年は食べものや飲みものを作って売るクラスもあります。

 コロナの影響で、僕が高専に来てから初めての春まつりでした。普段、交流のない小、中学生と交流できる貴重な時間だったと感じました。(隼樹)

 

April 学校のようす

 待ちに待った、3年ぶりの春祭りが29日にやってきます。春祭りとは、今年度の学校の活動を、保護者や学校を支援してくれている人たちに知ってもらうための行事です。クラスで調べてきたものを展示したり、いろいろな体験コーナーを設置したりして、それらを見て回って貰います。クラス全員が展示を仕上げたり、体験の準備を進めたりしている中、展示の作業が終わらず徹夜で模造紙に書き上げた人たちもいるらしく、ちらほら目の隈が濃くなっている人たちも見かけます。

 ですが、このイベントが終わればゴールデンウィーク、中間休みに突入です。家族で釣りに行ったり、映画を見に行ったり、それぞれが思い思いの時間を過ごすそう。春祭りも楽しんで、ゴールデンウィークも楽しんでください。(道一)

 

April 学校のようす

 新学期が始まって2週間が経ちました。早速、プロジェクトXの活動も始まり、土と炎のクラスでは、夏の窯焚きに向けて、薪割りをしました。初めての人もたくさんいて、終わったときはみんなヘトヘトでした。他のクラスは、春祭りの準備を着々と進めているようです。

また、寮では、新入生と仲良くなるために、食堂や談話室でカードゲームをしたり、みんなで話している様子がたくさん見られました。

来週は3年ぶりの春祭り!もっとみんなと仲良くなれるはず!!全力で楽しみたいですね。(彩音)

 

April 入学を祝う会

 これまでコロナが流行していたため、3年ぶりに小中高生が一緒に雲一つない青空の下で入学を祝う会が出来ました。高専には23人の新入生が来てくれました。きのくにの入学を祝う会は他の高校と少し違って、小学生から高校生が話し合って、会のなかでなにをするかを決めます。宝くじや乾杯、劇などの計画が成功し、みんな楽しそうにしていました。

水曜日の夜には1年生と仲良くなろうと、1年生と数人でサッカーしました。みんな上手で楽しかったです。これからも毎週していけたらいいなと思います。(琢真)