さいきんの きのくに子どもの村小学校
1 月
おもしろ料理店「お味噌ができた」
5月に仕込んだ味噌ができました。
家族の健康を祈って、新しい味噌で新年をおいわいします。
お正月といえば、お雑煮。
味噌作りを教えてくれた区長さんのおうちのお雑煮を
まねして作ってみました。「おいしーい」と大満足。
日本全国にはいろんなお雑煮があることをしり、
醤油仕立てのものや味噌仕立てのもの、
その土地の名産が入ったものなどをつくって味わいました。
「あんこもちが入ったのも結構おいしいな」「豆腐の粉が入ったお雑煮があったよ」
「鶏肉が入ってる。鶏肉有名やもんな」
お雑煮から地方の暮らしぶりがわかりました。
11 月
工務店「とうふの里」
きのくにの近くに古い家があります。
今はだれにも使われなくなって、「かっぱが住んでいるのでは?」
なんてうわさも流れていた古いお家です。
この家はむかし、高野豆腐やさんでした。
この家を復活させようと、工務店の子どもたちが奮闘しています。
家の名前は「とうふの里」にきまりました。
寒い中、工事が続いていますが、
むかしこの家に住んでいた方も喜んでくれているらしいという話を聞いて、
子どもたちは、ますますはりきっています。
3学期には、この家でみんなで泊まる計画です。
8 月
8月2日(土)から5日(火)の3泊4日、
きのくにサマースクールが開かれました。
好きな色でTシャツを染めたよ!↑どんな模様ができるかな???
お弁当を作って出かけるぞ!目は真剣です。↑
今年は4つのコースがありました。
・木でおもちゃを作るコース、
・お米のお料理やお餅つきなどをするコース
・パンづくりや流しそうめんを楽しむコース、
・Tシャツやバッグをそめて素敵なものを作るコースです。
暑い中ですが、毎日、もくもくと材木を切ったり、
うれしそうな顔でそめあがったTシャツを見たり、
おもいっきり活動をする子どもたちの姿を見て大人もうれしくなりました。
子どもたちは自分で決めて、いろんな感覚を使って、いっぱい考えて
きのくにらしい生活を楽しんでいました。
コース以外の時間にも、びっくりばこを作ったり、
川あそびやパーティー、肝だめしを楽しんだり。
あっという間に時間が過ぎていきます。
お別れのとき、みんな笑顔いっぱいで「またくるね〜」と言ってくれました。
また会えるのを楽しみにしています。
6月
ファーム 「田植え」
6月18日に田植えをしました。広い田んぼに、自分たちで育てた苗を植えていきます。
田植えは今年のファームの活動を左右するとても大事なイベントです。
弱音をはくかと思いきや、子どもたちはとっても元気。最後まで笑顔でやり遂げました。
これからの稲と子どもたちの成長がたのしみです。
おもしろ料理店 「お茶つみ」
村の方のおうちに訪ねていって、茶つみをさせていただきました。
むかしからこのあたりの方は、自分のおうちでお茶を作っています。
葉の摘み方や、炒り方、もみ方も教えてもらい、茶粥の作り方も教えていただきました。
茶粥というのは、むかし、あまりお米が取れなかったころ、少しのお米でおなかを満たす工夫と
して作られお茶で炊いたお粥です。いまもこの地域の方の食事として受け継がれています。
食べてみると、ふつうのおかゆよりもさらっとしていて、食べたあと口の中がさっぱりします。
「おいしい〜」「4杯も食べた〜」と子どもたちは大喜びです。
おなべの底までこそげとって食べていました。
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