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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


いよいよ、本格的に活動が動き出しました!!

今年のメイン活動はものづくりです。今週から、本格的に活動が始まりました。

木工作業は、只今、個人の作りたいものを作成中。みんな、次から次へとアイデアが出てきます。

クラスのために、本棚を作った子もいます。丁寧な仕上がりで、2段の素敵な本棚です。外にはみ出ていた本が収まり、教室がすっきりしました。

学校に入りたての子は、自分のおもちゃを何個も作りました。休み時間にニコニコ顔でつくったおもちゃを持ってうれしそうに遊んでいました。

とある3人組は、腰掛ける所に小物が収納できる3人がけのベンチをつくっています。腰かけの所には、大きな箱をつくり、中はみっつに区切られています。そこにみっつのフタをつけるようです。背もたれもつけて、本格的なベンチを作っています。

ノミをはじめて使う子も上級生に使い方を教えてもらい、挑戦しています。

堀さんが見本にときのくにから持って来てくれた椅子を見ながら、背もたれつきで、物が収納できる自分専用の椅子を作っている子もいます。ノコギリ、ドリルなどもお手のものです。足元に棚をつけたり、背もたれの所に本やファイルを立てかけられるようにしたりと自分のアイデアも取り入れ、出来上がったときはニコニコで満足そうでした。

以前に作った箱型のベンチを改良している子もいます。足にふたつだけしか取り付けられていなかったキャスターをよっつに増やして、自由に動きやすいようにすることができました。新しく物をつくることも良いことですが、修繕や改良して使いやすくすることも良いことだと改めて感じました。

学校で飼っているウサギとニワトリのために、動く柵を作っている子もいます。グランドの芝生や草を自由に食べれるようにと考えているようです。いつも同じところにいるウサギやニワトリにとってはとてもうれしいことですね。

寮に入っている子の中には、寮のベッドに置く本棚を作っている子もいます。出来上がってすぐに、寮へ持って帰り、さっそく使っているようです。

弓矢と剣、大きな飛行機を作った子もいます。できたときは、とても満足そうでした。

みんなで大きなものを作る物も考え中です。アイデアを出し合いました。

「家を建てて地下室をつくろう」「ターザンロープをつくろう」「風車をつくろう」「動く家をつくろう」などなど。絵を描いて、みんなに説明をしました。なぜか、穴を掘って地下室を作りたい子が多いのにはびっくり。夢が広がります。さて、何をつくるのでしょう。

よくばりなみんなは、木工だけでなく、畑を耕して自分たちの食べるもの育てたいと考えました。畑は、校舎の裏の所に決まりました。夏野菜や果物、どんなものを植えるのか楽しみです。

困ったことがひとつ。まだクラスの名前が決まっていないことです。いくつか案は出ているのですが、しっくりいきません。公表は、しばしお待ちを!!