「焼うどん」をテーマにさまざまな学習を展開してきたプロジェクト(うまいもん屋)も3月になると大詰めとなりました。
「うどんをテーマにしたおはなしを作りたい」という2人の女の子の希望から、劇づくりが始まりました。
2月の半ばごろ、2人は「うどんBOYとそばこちゃんが旅をするおはなしを考えたから、みんなで劇にして発表したいんだけど、どうかな?」とみんなに相談してみました。
「おもしろそうだからやってみたい」
「でも、本づくりや旅行もあって、時間が足りないと思う」
おもしろそうだけど、時間的には、むずかしい。子どもたちもあきらめようかと気持が揺らぎました。でも「せっかくだから、時間はどうにかやりくりして、劇をしよう!」と、いうことになりました。
おはなしを脚本に仕上げ、配役をし、今は立ち稽古をしています。
声の出し方、間の取り方など、ふだんの話し方とは違います。気をつけなければ、言葉が早くなってしまったり、声が小さくなったりしてしまいます。セリフを言いながら動作をするのもなかなかむずかしいものです。
でも子どもたちは、セリフを覚えようと台本をチェックしたり、言い回しがおかしくないか読み直したりと、ここでもいい作品をつくろうと知恵を出し合っています。
お客さんを楽しませるのが劇ですが、子どもたちはそのつくりあげる過程も楽しんでいるようです。発表は、今月の22日(1年の終わりの会)です。これからの練習にもまだまだ、熱が入りそうです。
※以前の、昼食作りでフォーと春雨を作ったのは、この劇の登場人物にフォーと春雨がいるからです。