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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト

 16日(水)に福岡県子ども文化事業・芸術体験講座の一環として和楽団ジャパンマーベラスをお呼びして川筋たいこの鑑賞をしました。直径70cmもある大太鼓の迫力、篠笛の美しい音色に感動しました。「かっこよかったね」「もっと見たかったね」などの感想があちらこちらから聞かれました。

教室から

 ものづくり工房では、おもちゃをつくる時間が人気です。木の車や剣、鉄砲、電池工作、ビー玉ころがし、ぬいぐるみ、洋服などをつくっています。作業中の子どもたちの表情は、真剣でいきいきしています。長い時間をかけてつくるものや試行錯誤をかさねてつくるものもあり、自分の力でつくりあげたときの達成感はひとしおです。

 劇団ひらおだいは、特別に川筋たいこの実技体験、120cmの大太鼓の演奏をきかせてもらいました。全員が桶太鼓と長胴太鼓の演奏をし、最後はかっこよくポーズを決めていました。また、話し合いや連絡のときに騒がしいことが続いているので話し合いました。一人ひとりが気をつけていこうと確認しました。みんなの意識がかわるといいな。

ひらおだいファームではパンがまづくりをはじめました。といっても、パンがまのつくり方を調べ、それに習ってつくりはじめたわけではありません。古代の人々がおいしいパンをつくろうとさまざまなパンの焼き方を努力して生み出したように、身の回りにあるモノをつかって自分たちで考えてつくっていきます。植木鉢やコンクリートブロック、捨てる予定だった鉄板など、さまざまなモノを使って思い思いのパンがまをつくっています。どんな風にパンが焼き上がるのか楽しみです。

 やきもの文化館は週間計画を少し変更して、クラスの話し合いについてみんなで考えました。意見が少なく、沈黙や議長の問いかけに対して反応が薄いなどの問題があったからです。自分の意見に自信がない。考えているけど上手く言葉にまとまらないなど、率直な気持ちが聞かれました。まとまらなくてもいいんじゃない?深く考えないでとりあえず出してみたら?などのアドバイスもありました。これからの話し合いに活かし、活動につながるといいなと思います。

 平尾台研究室は、きのくに高等専修学校のオープンスクール参加の年生が5人もいない中で、棚田の整備や棚田サミット準備などをすすめていきました。棚田は、台風の影響で1段目の柵が壊れていたものを応急的に修理しました。2段目の棚田がイノシシに荒らされていたので、侵入防止をしました。