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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト(11月24日)

今週の木曜日、中学生のときから10年間競技かるたでクイーンの座を守り続け、今では永世クイーンの楠木早紀さんが学校に来てくれました。クイーンであり続ける秘訣や練習方法を教わるとともに、かるた部の子との試合を見せてくれました。札を取るあまりの手の速さに子どもたちからは「ひえ~!」という声も。かるた部の子どもたちは出会えてうれしさのあまり涙目になっていました。楽しく強くなっていってもらいたいですね。

教室から
ものづくり工房は、花壇の柵づくりの工事がすすんでいます。時間をかけて木にやすりをかけ、防腐剤をぬり、組み立てます。やすりはどのくらいかければよいのか、木と木の間のすきまの大きさをどのくらいにするかなど、気になることはみんなで話し合いながら作業を進めています。
 ひらおだいファームでは、畑のハクサイ、キャベツ、ダイコンなどの生長観察や世話をしました。すくすくと育っています。麺づくりもしました。かき玉うどん、かき揚げうどん、三色うどん、きつねうどんづくりなど7種類のチームにわかれて挑戦しました。旅行の調べ物や発表、話し合いもしています。
 劇団ひらおだいでは、笑いの研究の発表をしました。アンケートを取ったり、インターネットや本で調べたりしたことをまとめていました。「なんで笑うと涙が出るの?」「笑うとどんないいことがあるの?」「戦時中にもお笑いなんてあったのかな?」たくさんの疑問をそれぞれで調べてきました。発表を聞いていると、笑いの魅力と奥深さを感じました。
くらしの文化館は、もちろん今週もテラス作りです。どんどん進めたいところですが、雨のため予定していた半分しか作業の時間がとれませんでした。そのぶん個人テーマが進んでいます。ウッドチェアや棚づくり、絵を描く、インテリアの作成、風車を作って発電などさまざまです。また、原稿の締め切りが近づいてきたので、パソコンに向かう姿も多くみられました。
 平尾台研究室では、天日干しをしていた黒米を脱穀しました。量も少なかったので、割りばしなどを使って手で脱穀することに。15人で3時間ほどかかり、とれたのは約5kgほど。昔の農作業の苦労をまたひとつ体験しました。また、個人研究が進んでいます。学期末にはクラス内で発表をする予定です。レベルの高いものを期待しています。
大人のいないクラスは、先週に引き続き、原稿の内容の確認をしました。今まで開拓者の暮らし、鉱業、観光・レジャー産業と、3つの章に分けていたところを、暮らしを中心にして、全部まとめたものを作ってみよう!となりました。全部まとめたほうが、時間の流れに沿って描けるからです。まだ読んでいないので、来週皆で確認するのが楽しみです。