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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(11月6日)

「いってきま~す!」木曜日から6年生の修学旅行がはじまりました。今年は、長崎原爆資料館や波佐見、熊本城、水俣などに行きます。どんなことを見て、学んでくるかな。帰ってきて話を聞くのが楽しみです。

 

<小学校>

 

ものづくり工房。新しいたてものの基礎工事がすすんでいます。セメントと砂を1:2の割合で混ぜて、水を加えてつくるモルタル。「モルタルってこんなに重いんだね!」「水の量が多すぎてサラサラになっちゃった」と、はじめは、束柱1つ分を置くためのモルタルをつくるだけでも一苦労でした。くり返すたびに友だちとの連携もとれてきて、できたモルタルの数は、現在25個中10個。来週の完成を目標に、みんなで力を合わせるぞ。

 

劇団ひらおだい。ようやく、今年度の劇団1冊目の本が完成しました。失敗してもなんどでも挑戦をする様子から、「劇団トライアンドエラー」という題名をつけました。さらに今週は、グループ劇の本番発表をしました。今までの練習の成果をだして、精一杯演技しました。プロの舞台俳優の方にも、セリフがはっきりしている、舞台を大きくつかえているなどほめてもらい、大きな劇に対するやる気につながりました。

 

平尾台ファーム。冬野菜に芽が出てきました。「1週間見ないだけでこんなに育つんだ!」と喜んでいます。土寄せや間引きをして、収穫に向けて大切に育てています。豆腐づくりは3回目となり、だんだんと作業がスムーズになってきました。「渋くなったのでにがりの量を減らそう」「豆乳をしぼるときは重しをつかおう」など改善点が具体的になっています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、再来週の発表に向けて内容やプログラムを考えました。これまでに練習してきた紙芝居、劇、ダンス、楽器演奏、漫才など、盛りだくさん。今回は放課後に公演するので、希望者に集まってもらう予定です。2学期のおわりには、学校のみんなや保護者の方にも観ていただける劇を考えています。時間が足りないという声が聞こえる割には、新しい予定がどんどん入ってきています。本当によくばりでエネルギーのある中学生です。

 

くらしの文化館は、2学期後半の計画をしました。思っていたよりも時間がないとわかり、「これ、終わるの…?」と緊張感が出てきています。工事の方は見通しがたち、調子がでてきました。床下には湿度対策に竹炭を敷き詰めると決まり、竹を切ったり束石を入れたりと思いきり力をふるっています。声をかけあいながら上手に連携して仕事をすすめています。

 

グローカル・グループは、桜の枝を使い染物をしました。前回使用した植物よりも木々は色が出にくいので、長い時間鍋で煮こみました。布を乾かしてみると、桜の花のようなピンク色でした。様々な草木には、それぞれ特有の温かみのある自然の色がありました。また、各チームで調べ物をしました。繊維工場で不当に働かされている労働者の人権を保護している団体。化学染料を使わず、適切な賃金で労働者を雇用しているブランドを調べました。これからお話を聞きに行きたいと思います。

 

<寮>

 

木曜日の朝、平尾台には初霜がおりました。子どもたちの服装も半そでの子や暖かそうなフリースの上着を着こんでいる子とそれぞれです。カゼをひかないように、暖かい服装も忘れずに!!