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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(7月17日)

<小学校>

 

ものづくり工房。学校がはじまってひと月たちましたが、『今年も1年たのしもうパーティー』をしました。こんな時期なので手作り料理はひかえましたが、みんなで乾杯し、おもいきり遊びました。クラスの雰囲気も、さらに、にぎやかになってきました。花壇に花を植え、遊び場のデザインの話し合いもすすんでいます。「土日も、夏休みもプロジェクトしたいよ~!」という声が、たくさんきこえてきます。

 

劇団ひらおだいでは、来週の木曜日にクラス内でグループ劇の発表会をすることになりました。初めて劇団に入った子も1年生も役を割り当てられ、力いっぱい練習に励んでいます。演技を通した後は、話し合いをして改善点を出し合い、どんどん上達しています。残り時間が少ないのが気になります・・・・。最後まで忙しい日々が続きそうです。

 

ひらおだいファーム。畑では、イノシシや鳥の被害が大きく、対策を考えています。鳥よけのテープやCDのディスクをつけるなど調べた方法を試してみました。「先週よりも食べられていない」「こんどは、トウモロコシもたべられている」と、イノシシや鳥との知恵くらべは、まだまだつづきそうです。うまくいけば、野菜がたくさん収穫できるかも。どんな料理をつくろうかとワクワクしています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、舞台俳優の古賀今日子さんをお招きしました。小学校のときにお世話になった子も多く、自然と会話がはずみます。今回は3グループにわかれ、新聞の記事から俳句をつくり、それをもとに劇づくりをして発表しました。「こんなに短時間で劇ができるんだ」とみんな手ごたえを感じたようです。翌日はさらに自分たちだけでグループ劇をおこない、新たな作品が3つ誕生しました。

 

くらしの文化館は、木曜日に寮の柵が完成しました! 水曜日の夕方以降、寮生の希望した子たちが夜の20時まで作業を進めたのが功を奏しました。雨や休校が続き、計画通りに作業が進むか不安になった時期もありましたが、予定日にできあがりみんなで喜びました。板材を焼いた後にヤスリがけをするので、そのすすで顔も足の裏もみんな真っ黒です。でも、そんな顔で木曜のおやつのアイスをおいしそうに食べる様子がとても印象的でした。

 

グローカル・グループは、「衣の起源は?」「綿の生産者の声が聞きたい」「遺伝子組み換えの脅威を知りたい」など知りたいことや活動を通して発信したいことを出し合いました。くわしく知るために見学先や取材先を調べて、9月には行けるように計画を立てています。

 

<寮>

 

水曜日は、夕食後も中学生がテラスの横で残業をしていました。寮の塀に使う横板を加工する作業を小学生が楽しそうに見ていました。「もうすぐ柵ができそうだね」と、あっという間に作業を進める中学生の姿に目を輝かせていました。