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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(10月16日)

<小学校>

 

ものづくり工房。たてものの工事が、本格的にはじまりました。基礎工事、柱の材木を切る、床板をやするという、3つのチームにわかれて作業をすすめています。基礎工事では、柱が立つ場所に木のくいを打ちました。90度をはかり、中心となる場所をきめる作業は、少しでもずれてしまうと最初からやり直しです。「もう少し左!」「ずれないように、気をつけて」と、メジャーと水糸とにらめっこしながら、丁寧におこないます。

 

劇団ひらおだいでは、中間休みまでに本を作ろうと一生懸命作業しています。1学期のグループ劇、山や川や狩りなどの調べ物、火おこしなど盛りだくさんの内容です。いつもはグランドで遊んでいる子がパソコンに向かって入力したり、6時まで教室で仕事をしている寮生もいたりします。時間は残り少なくなってきましたが、何とか完成させたいとがんばっています。

 

平尾台ファームでは、先週に引き続き豆腐づくりをしました。2回目はみんなコツをつかんできて、おいしい豆腐に近づいてきました。「次は、にがりを少なくしよう」「きれいな四角い豆腐をつくりたい!」と次の豆腐づくりを楽しみにしています。畑にはダイコン、ブロッコリー、ネギ、ハクサイの冬野菜を植えました。「僕たちの畑ができた!」と喜んで畑仕事をしています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、新しく購入した演劇の本を参考にしながら、基礎練習をしました。柔軟や体力づくりの筋トレでは、「前はもっとできたのに」と、あちこちで悲鳴が聞こえてきます。また、中3がきの高へ見学に行っているので、帰ってきたら観てもらおうと新しいグループ劇もしました。収穫していたトマトとバジルでトマトソースを作ったり、本の印刷や帳合も終わりました。

 

くらしの文化館は、リノベーションする部屋の名前や家具について、全校からもらった意見をまとめました。基礎工事の方も、材料の買い出しに出かけたり設計図ができてきたりと、本格的になってきました。学校の壁紙の張り替えや、校舎の地図作りの活動もしています。どの仕事も計画の段階が終盤を迎え、実際の作業が入ってきて忙しくしています。

 

グローカルグループ。ワタは順調に成長し、日に日に収穫量が増えています。また綿の種取や繊維をほぐすなどの作業もしました。セイタカアワダチソウも満開だったので染物をするために採取しました。来週に染物をする予定です。さらに各グループに分かれて調べ物も進めました。

 

<寮>

 

新1年生の体験入学で、4人の年長さんが来てくれました。一緒におふろに入ったり、テラスで遊んだり楽しく過ごしました。さびしくなって泣いてしまったときはなぐさめてあげたり、「大きな声で泣いてすっきりするといいよ」とアドバイスする頼もしい様子も見られました。