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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト(5月25日更新)

小学校
 ものづくり工房。木のおもちゃ工房「あおむし」の湯元桂二さんがお越しになりました。湯元さんは、日本各地で楽しい企画を開催され、さまざまなアイデア賞もとられるような方です。突然の来校に、ものづくりの子どもたちも大喜びでした。たくさんの手作りのおもちゃを見せていただき、「木のおもちゃがこんなにおもしろいなんて!」「25年間もおもちゃを考えつづけてすごい!」と、感動の声があがりました。アドバイスもいっぱいいただき、これからの活動にいかしていきたいです。
 平尾台ファームは、畑のトウモロコシ、ポップコーンや野菜の水やりと生長観察をしました。今のところ順調に育っています。また、“パン”をテーマにとうもろこし料理もしました。コーンチーズパンやサンドイッチ、コーンスターチを使ってカスタードクリームを手作りしたクリームパンなど、ぜんぶで5種類のパンをつくりました。おかわりジャンケンで負けてしまって頭を抱えるほど悔しがっていた子や「今までクリームパンが嫌いだったけど、今日のクリームパンは美味しくて病みつきになる。好きになった。」など予想以上の出来上がりになりました。来週は、何に挑戦しようかな?
 劇団ひらおだいは、2回目のグループ劇に向けてお話を考えたり、縁側のリフォームについて話し合ったりと大忙しです。そんな中、産須根(うぶすね)の祠と千貫岩にも立ち寄りながら、風神山へ山登りに行きました。産須根の祠では神秘的な空気を味わい、風神山では心地よい風を感じていました。歩きながら図鑑でみた花をみつけたり、鳥の鳴き声を聞き分けたりして、平尾台研究の成果も垣間見られました。

中学校
 くらしの文化館は、23日と24日に小倉北区の藍島でキャンプをしました。火おこしはそれまで一度も成功していませんでしたが、担当の子どもたちが煙にまみれながら必死に火をおこし、みごと成功。「火が点いた!」「やった!」という歓声がおこりました。その後、火が消えないように夜通し交代で番をしました。私たちの日常が、便利な道具や機械を使って成り立っていることを知るキャンプになりました。
 平尾台研究室は、来週の田植えに向けて代かきをしました。ただ、2段目の新しく開墾した場所から水が漏れていて、みんなで2日間かけて一生懸命耕しましたが、まだ水が溜まっていません。3段目は田植えができそうです。クラスの本「Nice Rice Terrace(ないすらいすてらす)4-5月号」ができました。
 テアトル平尾台は、グループ劇の反省を踏まえて、大きな声が出せるように基礎練習に励み、表現力を高めるために即興で演じるワークに取り組みました。2回目のグループ劇にも取りかかっています。来週末に1冊目の本を発行するため、本づくりも大詰めです。忙しい中にも、パーティーの計画を立てるなど楽しむことも忘れていません。
 グローカル・グループは、原稿書きはもちろん教室のすぐ横にある掲示板の活用方法を考えたり、昨年の本を展示する場所を作ったりしました。掲示板には、何か貼ろうということになり、堀さんについてや子どもの村クイズ、昨年の本の紹介を張り出しています。学校に来た時、ぜひ見てください。ほかにも、昨年度の本の改版も作る予定です。