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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


サマースクール2010 

title=今年のサマースクールも盛況に終わりました。参加してくれたみんな、ありがとうね!!

どのような様子だったかをおたよりから紹介します。(以下、サマースクールおたより)

おもちゃづくり

今回つくった乗り物は、箱がついた座って乗るスクーターでした。それが、ハンドルがついたり足を乗せる台がついたり翼がついたりしていきました。ですから、見本を見てつくっていきましたが、完成したものは大きさも形もすべて違います。子どもたちの発想の豊かさに驚かされました。
のこぎりで大きな木を切る、金づちでくぎを打つ、電動ドライバーでネジをしめるなど、本格的な作業がつづきます。ほとんどの子がどれも初めてのようでした。最初はこわごわと使っていた道具も力強くスムーズに使えるようになっていきます。
「たいへんだったら手伝ってあげようか」と大人が声をかけても、最後まで自分で木を切っていきます。ちょっと使い方を見せてあげると「自分でする」と、すぐに電動ドライバーを取り上げてネジをしめていきます。失敗もあるけど、やっぱり自分で作り上げたい。そんな思いを強く感じました。
本物の道具を使って自分で考えてつくるのが、こんなにも魅力的なんだと、あらためて思いました。そしてなにより「できた!」というときの満足そうな笑顔は、自信に満ちていてとても素敵でした。そんな顔を見るとこちらもうれしくなります。

クッキング

今回のクッキングは、クレープ、クッキー、ピザに挑戦しました。テーマは小麦粉です。生地をこねたり、丸めたり、伸ばしたりと粉まみれになってつくる姿はまるで職人のようです。クレープづくりは、生地を焦がさず、うすく焼くことがポイントです。どのように焼いたらうまく焼けるのか、みんな、試行錯誤しながら焼いていました。「あっ、こげちゃった」「薄すぎたかな」「大きく焼いてみようかな」「うまくひっくりかえせるかな」「今度は・・・」など口にしながら、目は真剣そのものです。うまく焼けたときの表情は笑顔満点!そして、好きな具をトッピングして口いっぱいにほうばって食べている様子はみんな、幸せそのものでした。
クッキーづくりは生地を自分の好きな形にして焼くこと、たくさん作ることを楽しみました。どの子も無我夢中になって作っていました。「たくさんできたよ~」と嬉しそうに見せてくれたり、焼きたてのクッキーを食べて「おいしい」と満足そうでした。
ピザづくりは、何といってもドライイーストをまぜ、発酵させて生地をつくる楽しさを味わいました。発酵させると生地が大きくふくらむことに驚き、ベトベトだった生地がフワフワになっていると感動しました。好きな具をのせ、焼きたてのピザはもう最高です。自分で作った1枚をぺロリとたいらげました。
友達と協力してつくる楽しさや個人でつくる楽しさ、思う存分つくる満足感やおいしいものを食べる喜びを味わった4日間でした。