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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


平尾台に住んでいる人の暮らしぶり

1学期は平尾台の自然について研究してきましたが、次は、平尾台に住んでいる人たちの暮らしに目を向けて研究します。早速、今週水曜日(9月15日)に、戦後すぐに平尾台に移住してきた竹原さんに昔の平尾台での暮らしについて聞きました。とてもお元気で、87歳とは思えません。竹原さんは、飼っていた牛が表彰されたほどの酪農家です。そのかたわら、農業もされていました。平尾台に来た当初は電気が通ってなく、手作りのランプ生活をしていたこと、道路の開通のこと、平尾台の人口のこと、牛のこと、動物のこと、牛舎と家が何回も風で飛ばされたこと(10回棟上げをしたそうです。ちなみに最初に建てた家はそうヒノキだったとか。これを聞いた子どもたちは、「おおー」とびっくり)などなど。昔の平尾台での暮らしの大変さが伝わってきました。子どもたちからの質問も次から次へと出ました。「平尾台は川がないけど、水はどうしていたの」「病気になったら、どうしていたの」「平尾台で人は多い時で何人いたの」など聞きたいことはいっぱいです。竹原さんは、昔の話をするのは、楽しいとうれしそうに答えてくれました。地域研究におても役に立つお話でした。

 話は変わりますが、明日(9月23日)は「オープンスクール・子育て講座」があります。学校に興味のある方は、ぜひお越しください。