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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


秋のキルクハニティだより1


イギリスでも子どもたちは元気に過ごしています。到着した次の日からは、5日間もの旅行に出かけました。疲れも忘れ、子どもたちは目を輝かせていました。今しか味わえない感動やわくわく感を存分に楽しんでいます!!

イギリスに着いた次の日さっそく、日帰りで湖水地方に出かけました。ミニチュアの蒸気機関車に乗るのが目的です。ミニチュアといっても仕組みは本物と同じ!30分掛けて停車駅まで向かいます。炭鉱について学んでいた子どもたちは、モクモクと煙をだしながら石炭で動く機関車に大興奮!ここの素敵な景色が映っている絵はがきをさっそく書いて日本に送りました。
次に向かったのは「ピーターラビット」の博物館。子どもたちは事前に「ピーターラビット」のDVDや本、下関の美術館に「ビアトリクス・ポター」の展覧会で勉強したりしてきたので、とても嬉しそうです。「かわいいね!」「こんなところにポターはいたんだぁ」と大好評でした。移動中も湖水地方のすてきな景色に何度も感動していました。

翌日からは、3泊4日のハイランド旅行。ウォレス記念塔やアーカート城、エジンバラ城では、堀さんからスコットランドとイングランドの歴史について説明がありました。小さい子には難しいかなと思っていましたが、しっかりと話を聞いて、相づちをうっています。「戦争ばっかりしていたんだね。かわいそう」と嘆いている子もいました。熱心に見学している姿が印象的でした。

グレンフィナンやグレンコー、ネス湖では、日本で味わえないような景色を見ることができました。とくに子どもたちが気にいっていた場所は、グレンコーという渓谷。木が何も生えていない、まっさらな高地に深い谷があり、そこをバスで通ります。目の前の谷からは、何か所も水が湧きだしていて、頭上を見渡せば、早くも雪化粧。正面には地平線が見え、オレンジ色の夕日が谷を幻想的な風景に変えていました。「すごい!きれい!!」「いったいどこまで続いているんだろう」と果てしない景色に解放感を味わったりしていました。
他にも野生動物園で白いフクロウにであったり、カメラオブスキュラを楽しんだり・・と
大忙しの5日間でしたが、みんな楽しんだり学んだりと大満足の様子!!「来てよかったぁ!」と言ってる子ばかりで嬉しい限りです。