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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト

匠の里ひらおだい
みんなが大好きな時間は、やっぱりおもちゃづくりです。箱やイス、かたな、ぬいぐるみ、パチンコなど、つくっているのは人それぞれ。どれも一筋縄ではいかないものばかりです。トントントントン…「あっ!釘がまがった」、ギコギコギコ…「まっすぐきれないよー」と、失敗を繰り返しながらも、めげずにチャレンジしていました。先週からつくっていた刀ができあがった子もいます。「できたー」とうれしそうな声が聞こえてきました。話し合いのときには腰にさして、気分はお侍さん。とてもいい表情です。

ひらおだいファーム
今週は先週とうって変わって晴天が続き、おあずけとなっていた野菜の種苗を植えることができました。スイカ、ナス、トウモロコシ、エダマメ、ラッカセイ、ゴボウ、シシトウ、ニンジン、トマト、それぞれが植えたいものを植えます。事前に自分たちで植え方、育て方を調べているので、大人はあれこれいいません。必要なものを自分たちでそろえ、畑にもっていきます。作物にあった畝をつくり、堆肥や肥料が必要なら入れて、水をやる。淡々とした作業ですが、友だちと協力して、楽しみながらすすめていました。暑い中での力仕事でしたが、「はやく芽がでるといいな」「はやく食べたい」と、今からワクワクしているようです。また、一つの種からたくさんの実がなるところから連想したのでしょうか、「アメのなる木があったらいいな」「それだったらお金のなる木がいい」という声まで聞こえてきました。

平尾台研究室
やっと千仏鍾乳洞に行ってきました。平尾台でいちばん有名な観光洞くつです。先週はたくさん雨が降って、洞くつの中も腰ぐらいまで水があがったようです。電燈がついている900mのうち、半分は地下水が流れていて、この日は膝まで濡らしながら進んでいきました。鍾乳石や地形に名前がついていて、「こんな石があるよ」「これが石柱かぁ」「なんかヌルヌルしている」「こんなところまで落書きしてあるよ」「天井が高いよ」など、ちょっとした地底探検だったようです。
 大平山の高いところから平尾台を見て、つぎは鍾乳洞の地底をのぞいてきました。ほかにも見るところはたくさんあります。平尾台研究はまだまだはじまったばかりです。