夏休み、中学生の希望者は修学旅行に出かけます。コースは海外と国内の2つあります。昨年中学校が開校し、北九州子どもの村中学校ではじめての修学旅行です。
国内コースの子どもたちがずいぶん悩んだ末に決めた行き先は、東北。長距離フェリーを利用し、８/１日～１１日の日程で行ってきました。青森ねぶた祭りでは、目の前にせまりくる山車の迫力に「来てよかったー」と興奮している様子。「ラッセッラー」の掛け声に、心が躍ります。また、気仙沼や南三陸町では、被災地の現状を目に焼き付けてきました。福島で立ち寄ったコンビニでは、北九州から来たと知った店主のかたが「遠くから来てくれるなんて…」と涙ぐまれる場面もありました。
そのほか、三内丸山遺跡、龍泉洞、松島、鶴ヶ城など東北を縦断し、走行距離は２千㎞以上。「こんな贅沢な修学旅行、子どもの村だけだね。」と、東北での体験だけではなく、あらためて学校のことを考える機会になったようです。
海外コースは8月中旬に出発し、9月7日の朝ぶじに関西空港に帰ってきました。イギリスの中でも、イングランド、ウェールズ、スコットランド、そしてアイルランドと、これまた思いっきりよくばって満喫をしてきました。さらに、４つのきのくに子どもの村の中学生があつまっての旅行なので、友だちもふえます。それも旅の楽しみの一つです。北九州子どもの村から出かけて行った2人も、とってもいい笑顔で帰ってきました。
＜国内コースの様子＞
