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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


2学期 最終日

「なんか、2学期早かったー。もう、終わり?」という声がちらほら聞こえてきます。
今日で2学期は終わりです。どのクラスも充実した2学期となりました。今年も一年、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
  

匠の里は、ぎりぎりまで、からくり屋敷の工事をすすめています。寒い中トントントンとかなづちの音が運動場に鳴り響きました。屋根の上には、子ども6人+大人がのっても大丈夫!りっぱな屋根です。本づくりと小屋づくりを同時進行で進めていましたが、ここはチームワークの見せ所。うまく役割分担をして小屋の屋根と壁と、そして本ができあがりました。お疲れさまパーティーも盛り上がりました。
ファームは、さつまいもづくしの2012年のさいごに、長崎県五島列島の特産物であるかんころもちをつくりました。できあがったおもちを「おいしいよ」と、他のクラスの子に分けている子もいます。おイモのやさしい甘みが、じんわり口の中に広がって、おいしく感じました。これをうまく利用して、北九州子どもの村の特産物もできるといいなーと考えています。そして、ファームの2学期の本のタイトルは『六兵衛さんとさつまいも』です。いもづくしのファームの活動がギュッとつまった本になりました。
NUNOdeトラベルは、最終日にお店を開くことになりました。前回の反省を生かし、商品を少しでもたくさん用意しようと、集中して作品づくりに取り組むようすが見られます。「不良品は売れないからていねいにつくってね。」と、お互いに声をかける姿も見られました。自分たちで染めた糸を使った織物に挑戦する子、イギリスから持ち帰った羊毛を使って、新しい人形をつくる子、手慣れたてつきでカード織を織る子、みんな腕をあげています。また、商品づくりの合間に旅行の計画もしました。3学期には九州の織物をめぐる旅ができたらいいなと考えています。
平尾台研究室は、くるみもちをつくったり、縄文時代の製法を利用した燻製をしたりと個人での研究が進んでいます。燻製は、今回で5回目。2日がかりでいぶしてみました。そして、それぞれの研究の発表もしました。まだまだ、研究は続きそうです。
  

 3学期もしたいことはまだまだたくさんあります。まずは、ゆっくり休んでエネルギーをためて、1月に元気に会えるのを楽しみにしています。

かんころもちをつくってます。