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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


1学期も、いよいよ終盤

 ものづくり工房でしているテラスの屋根の工事が、いよいよ終盤になってきました。「せーの!」と、みんなの力をひとつに屋根を引っぱりあげます。ついにテラスの屋根が2枚のりました。屋根を支える人、ロープを引っぱって持ち上げる人、全体をみながら声をかける人、それぞれが自分の仕事をして屋根がのった瞬間、「わー!」と歓声がわきました。完成パーティーの準備も着々と進んでいます。あと2枚の屋根をのせるのも、このいきおいでがんばるぞ。
 ファームは、ついに10回目の豆腐づくりです。水曜日、木曜日と続けてしました。濃度計も届き、豆乳の濃度も確認して、にがりの量を調整しました。豆腐屋さんから「手しぼりで濃度が10%を超えるのは、むずかしい」と聞いていたのですが、ほとんどのチームが超えるようになっていました。それでも、にがりの量を調整するのはむずかしく豆腐屋さんに電話でアドバイスをもらいました。それを受け、木曜日にはまたまたおいしい豆腐ができました。それでも満足しないファームの子どもたちは、もっとおいしく、きれいな豆腐をめざします。
 平尾台研究室のやきものの研究グループは、先週、素焼きをした作品に釉薬をぬり、いよいよ最後の本焼きをしました。釉薬をぬると一段と作品に味がでてきて、愛着がわきます。初作品の完成を想像して笑みがこぼれる子もいました。また、クラス全員で有田焼と波佐見焼を見学してきました。工房見学や博物館で九州の焼き物をたくさん見てきました。
 水の研究グループは、池でハイイロゲンゴロウ(希少種)が発見されました。先週は1匹しか見つからなかったのに、今週に入り、なんと10匹以上にふえていました。希少種についての課題もみえてきました。池にはたっぷり水がたまるようになり、そのまわりの整備も進んでいます。棚田のあとがみえてきたかな?

濃度計で豆乳の濃度を測ってみたよ(ファーム)

記録をとって、豆腐のでき具合を日々研究しています。

力を合わせて、屋根をもちあげています。(ものづくり工房)