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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


1年のおわりの会

 3月21日(金) 1年のおわりの会がぶじに終了しました。
 
 午前は自由選択の授業や中学生の音楽部の発表、各クラスの活動を振り返っての展示などがあります。
1年間の成果をたくさんの方に伝えようと、各クラス工夫を凝らしました。
*ひらおだいファーム・・・はらぺこスープ(畑で採れた野菜、手づくり味噌・豆腐入り)をかまどでプレゼント
*ツリーデッキおひろめ会・・・テープカット、ツリーデッキのニックネーム発表会
*平尾台研究室(水の研究)・・・1年間発行し続けた、12冊の本「水の行方」を展示、個人研究の展示
*平尾台研究室(やきもの)・・・菊練りの実演、作品展示
などなど。大忙しの中での準備でしたが、たくさんの方に見て喜んでもらえたようで、大人も子どもも楽しい時間を過ごしました。

 午後からは、卒業生へいよいよ卒業証書を渡す時間です。今年は、北九州子どもの村初の中学校の卒業生が出る年です。
 証書をもらうと、卒業生はひとり1分ずつスピーチをします。
「学校に行くのがこわかった。でもここに来て、学校が楽しくなって、自分の考えもたくさん言えるようになった」「今までいた学校では、意味がよくわからないけど怒られるからという理由できまりを守っていた。ここでは、話しあってきまりを決めるから、意味がちゃんと分かる。きまりを守る意味もわかるからいいと思う」「人の意見も聞けて、自分の意見も言える人になりたい」などなどなどなど。
 自分が子どもの村で学んできたこと、感じたことを、しっかりと伝えていました。たくさんの人の前に立つだけでも大きなハードルだと思います。そのうえで自分の気持ちをしっかり伝えて行く卒業生たち。「もう~。なんでスピーチなんてあるの~????」なんてつぶやいていたのがウソのようです。この大きな舞台を乗りこえて、またひとまわり大きくなった気がします。
 スピーチを終えると、卒業記念品を受け取ります。子どもの村のでは予算内で自分が欲しいものをリクエストできることになっています。今回は、よく泡立つ泡だて器、飛行技術の本、電車をデザインする本、キャスターつきのイスなどなど。こちらも、それぞれの個性が光っていました。
 いよいよ小学生は中学生へ、中学生は高校生になります。ますます、楽しい時間を過ごしていってね。来年も、やっぱりよくばっていこう~。
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