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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


はじまりの会

4月20日(日)1年のはじまりの会が開かれました。残念ながらお天気の都合で、体育館での会になりました。
かわいらしい顔がいっぱいふえて、とてもい雰囲気です。
そして、今年は、先日お伝えしたとおり「ついにキタ九周年!」です。9周年委員会もすでに発足しています。
会のとちゅう、堀さんがお話をはじめようとしたところへ・・・
「ちょっと待った!!」
と九周年委員会の子どもたちが飛びこんできました。
「今年は、九州の九周年なんです!なにか記念に下さい!」
そうして堀さんにさしだした3つのお札に書かれていたのは「食器洗浄機」「大きなバス」「旅行」
堀さんがさっそくポケットから電卓をとりだして計算を始めます。
堀さんが「決めました!」
と言って選んだのは「大きなバス」でした。「これでみんなで旅行に行ける~!?」とみんな大喜び。今年も楽しくなりそうです。

    新入生のプロジェクトも決まって、いろんな活動が始まっています。
    ものづくり工房では、紙飛行機づくりが盛んです。紙飛行機には折り紙飛行機と組み立て飛行機があります。それぞれ奥が深く、休み時間なども熱中していました。特に組み立て飛行機はなかなか飛びません。しかし、びみょうな調整や工夫を加えることで飛び方が大きく変わり、飛ぶようになっていきます。風向きなども考えて工夫し、あきらめかけていた子も遠くまで飛ばせるようになりました。子どもたちはますます真剣な顔つきになっています。
     ファームでは、さっそく畑の準備がはじまっています。畑の石をひろったり、豆の種まきもしました。「はやく芽がでてほしいな~」といいながら、水をたっぷりとかけていました。また、木曜日はかまど料理もしました。せっかくだから自分たちで昼食もつくりたいと、ごはんとカレーを炊きました。あずきもかまどで炊いて、あんこもつくって和菓子づくりもするという、なんとも盛りだくさんな一日になりました。
     平尾台研究室では、いよいよ田植えに向けて田んぼの作業がはじまりました。田おこしをし、あぜをかためています。また、平尾台にあった棚田めぐりにもでかけました。桶が辻から天狗岩まで縦走しました。5月下旬に田植えの予定です。 
     やきもの文化館では、窯場の横にアトリエをつくることになりました。さっそくイメージを出し合い、それをもとに設計をはじめています。また、山口県の萩へおでかけし、人間国宝の方の作品や登り窯を見学してきました。萩焼だけに使用する粘土「大道土」の工場も見学でき、なんと、それをたくさん手に入れることもできました。さっそく「茶碗つくりたい!」と子どもたちの意欲は高まっています。

hajimari