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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


新緑の気持ちいい季節です

 新緑がいっそう鮮やかになり、平尾台に吹く風も清々しい季節となりました。中間休みが終わり、学校に子どもたちの元気な声が戻ってきました。それぞれのプロジェクトでは、連休明けからさっそくフル回転で動きまわっています。

 ファームは畑三昧の一週間でした。連休前に種から発芽させた大豆や小豆の苗も、休みの間に大きく育ち、さっそく畑に植えつけました。夏野菜の苗を買うために、市内まで買い物にも行ってきました。新緑の苗が植わり、さびしかった畑もいっそう春らしくなっています。おいしい野菜が育つのが待ち遠しいですね。 ものづくり工房は、おもちゃづくりを存分に楽しんでいます。「風」という1つのテーマでも、26人いればいろいろなおもちゃが発想されます。風車、プロペラ、凧、風を利用したからくりおもちゃなど。最初は紙飛行機づくりに熱中していた子たちも、自分の興味をどんどん広げて、新しいおもちゃに挑戦しています。
 やきもの文化館は、自分たちでウッドデッキ型のアトリエを設計しています。16人が生き生きとした表情で動き回り、工事は着々と進んでいます。今までの窯場も、内装を明るい色で塗り替えています。笑い声と笑顔が絶えない明るい雰囲気の中、アトリエも明るく開放的な場所になりそうです!
 平尾台研究室は、田んぼに念願の排水路をつくりました。これで研究室の田んぼは、いよいよ田植えできる状態に整いました。また、イノシシがたくさん出没するため、獣除けの柵も設置する予定です。切り出した長尺の竹を割るのは想像以上に難しく、試行錯誤しながら準備しています。来週には、うきは市のつづら棚田に見学に行く予定です。

2014.5.16