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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト

小学校では基礎学習の時間をつかって、6年生から修学旅行の報告がありました。「大変な時間はあっという間。とにかく楽しかった。」と、誇らしげに語ってくれました。

 

教室から

ものづくり工房は、秘密基地の工事にとりかかり始めました。つくりたい場所、大きさ、つかいかたなど、全校ミーティングでも話し合ってもらいました。クラスでも12月から話し合い、時間はかかりましたが、「やっとつくれるぞ~!」と、やる気満々です。まずは、基礎部分と床づくりから。大きな仕事に、みんなはりきっています。

劇団ひらおだいでは、劇の小道具や大道具の参考にするために東谷郷土資料館へ見学に行きました。そこは、昭和の農村で使われていた道具が築100年以上の家にそのまま残されています。「せっかくのわらぶき屋根なのに、なんでトタンで隠すんだろう」「『たぬきの糸車』にでてた糸車だ」「これ(火鉢)なんか、劇でも使えそうじゃないかな」と、興味津々でした。これからの劇づくりに活かしていきたいです。

平尾台ファームでは、今週も世界のパンと料理をつくりました。「これ、おいしい!」と気に入った料理の作り方を教え合っていました。これまでは、ヨーロッパのパンを好んでつくっていましたが、アジアやアフリカなど様々な国の食文化に興味が広がっているようです。

やきもの文化館は、先週までに計画した3学期の予定がつぎつぎと進められています。まずは今月の月刊誌が完成しました。特集は「茶の湯その2」です。ほかにも、寒さに負けず組立茶室とアトリエのデッキ増設の仕事をすすめたり、お茶会にむけて招待客を確認したり、薪窯をつくるために耐火レンガを買いに行ったりと、みんなエンジン全開で動き回っています。

平尾台研究室は、棚田の整備と旅行の計画を進めました。旅行は、九州にある世界農業遺産を見学に行くルートと、農業の専門家に話を聞きに行くルートの2つに絞られてきました。棚田の整備はゆっくりと進んでいます。農具小屋の柱が建ちました。

 

寮から

火曜日、平尾台に雪が積もりました。5~10㎝積もった雪に子どもたちは大喜びです。みんな筋肉痛になるまで思いっきり遊んでいました。強い風がふく寒い中、とても元気です。