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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


3学期が始まりました。

学校に子どもたちの元気な声が帰ってきました。そして、あたらしいお友だちも増えました。短い学期ですが、よくばりに楽しんでいきましょう。

教室から

ものづくり工房は「みんなで楽しいことをしよう!」と、夜のきもだめしを計画しました。学校近くの神社から山道を歩きます。和紙をつかった灯ろうや風船ランプ、竹のランプをつくってもっていきました。大きな悲鳴のあとには「怖くなかった~」と笑顔で帰ってきました。

劇団ひらおだいでは、みんなでとりくむ「鬼のおわびのでんでん太鼓」の準備が本格的にはじまりました。台本をつくって、配役や大道具・小道具などの係も決めました。平行して「鬼」についても調べています。鬼の色は赤と青だけなの? 鬼はどうして金棒をもっているの? 鬼の出てくるお話は他にもないかな? 疑問点や調べたいことがたくさん出てきました。

平尾台ファームでは、世界のパンづくりにとりくんでいます。そのパンといっしょに食べられている食べ物もつくりました。また、その国の気候や文化、人々のくらしについても調べています。例えばドイツのパンを選んだグループの子たちは「ドイツの北の方は寒くて小麦がつくれなかったそうです。だから、痩せた土地でも育つライ麦などの雑穀を使った黒くてどっしりしたパンが多くつくられてきました。」と教えてくれました。パンを通して、さまざまな国の人々のくらしぶりがみえてきました。

やきもの文化館は、2学期の終わりに話し合っていた計画をみんなで思い出しました。アトリエの増築、茶室を完成させる、お茶会をする、月刊誌を発行する、旅行に行く、作品の展示や販売など大忙しになりそうです。しかし、さすが中学生!月刊誌の原稿は冬休みに仕上げていた子が多く、来週には発行できそうです。また、アトリエの増築もあっという間に基礎工事が終わりました。上手に役割分担をしながら、忙しい中にも楽しく充実した学期にしたいものです。

平尾台研究室は、さっそく3段目の棚田の整備をしました。ほかにも、道の整備、小屋の建築、石垣の修復と作業はたくさんあり、雪が舞うさむい中、急ピッチで進めています。全国棚田連絡協議会が発行している機関誌ライステラスに原稿が掲載されました。なかなか目立っています。

寮から

 月曜日、寮生に堀さんからお話があり、寮生活で大切な4つのルールを確認しました。残念なことに、水曜日に全員で集まり再確認。その後はちゃんと守れました。みんなが楽しく気持ちよく過ごせる寮にしていこうね。