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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


爽やかな風がふいています。(5月10日)

長い中間休みが明け、賑やかな声が平尾台に戻ってきました。
新緑の季節、気持ち良いお天気が続き、外に出て活動することの多い1週間でした。

<小学校>

ものづくり工房は、佐賀県にある肥前名尾手すき和紙の見学に行ってきました。博多大山笠の提灯や、ふくさやの辛子明太子の包装などを作っている伝統ある工房です。「紙でこんなものもできるの!?」と、カーテンやじゅうたんなど生活道具もたくさんあり、驚きの声がとまりませんでした。和紙づくりの歴史と今のお話もきかせていただきました。来週から13人の子たちがイギリスに行ってきます!

平尾台ファームは、夏野菜の苗を植えました。ジャガイモの芽も少しずつでてきて、植え付けの仕事もラストスパートです。だんだん暑くなってきているので、水筒や帽子があると良さそうです。基礎学習では、料理をしてメークインと男爵の違いを比べました。「メークインは黄色い」「男爵はほくほくしてる」「男爵は男でメークインは女だから、性別がちがう」など、いろいろな意見が出ました。

劇団ひらおだいは、テーマを決めて個人研究に取り組んでいます。ねんどで妖怪を作っている子、魔女のほうきを作っている子、外国のおばけについて調べている子など、それぞれの活動を楽しんでいます。活動の成果は学期末に発行する本に載せる予定です。

<中学校>

平尾台研究室は、種籾をまいて育苗をはじめました。1週間ほど水につけた籾は、少し根が出はじめています。それを育苗箱にまいて苗に育てます。種籾は2kg。箱の数はぜんぶで40個になりました。これを大切に育てて、秋には300kgの大収穫となるかどうか、楽しみです。

テアトル平尾台は、この1年でしたいことをより具体的に話し合いました。その一つに沖縄があります。11月に沖縄の劇団がワークショップと公演に来てくださることが決まっているので、それまでに沖縄について調べていく予定です。沖縄の料理を作ってみたいという意見が多くあり、それなら野菜を育てようと決まりました。また、「ん」からはじまる言葉があるらしいという意見に驚きの声があがり、これからも新しい発見がたくさん出てきそうです。

グローカル・グループは今週もテーマを何にするか考えました。学校のお昼ごはんの残飯がもったいないと思い考えたのが「食」というテーマです。食からどう広げていけるかを考えて、このテーマにするか話し合っています。

<寮>
今週の水曜日は、寮パーティーがありました。放課後は、体育館でブルーラッシュなどをして思いきり体を動かして楽しみました。夕食後は、乾杯のあとビンゴをしながらデザートタイム。パーティー委員さんたちの頑張りのおかげで楽しいパーティーになりました。