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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


春をまんきつ中。(4月26日)

春ならではの三寒四温の季節。
汗ばむような夏日があったかと思えば、肌寒い日もあり、コロコロとよく天気が移り変わる一週間でした。
子どもの村の子どもと大人は、晴れの日も曇りの日も雨の日も、変わらずとっても元気です。

<小学校>
ものづくり工房は、クラスみんなでお昼ごはんをつくり、「今年も1年楽しむぞ~!」と、パーティーをしました。竹を切りに行って流しそうめんをつくり、コロッケ、おにぎり、デザートでおなかいっぱいになりました。中間休み明けに、紙づくりの有名な場所へ、おでかけできたらいいねと話をしています。

平尾台ファームではジャガイモを植え始めました。重さや長さを測ったり、種芋の準備やうねたてなど、頭も体もたくさん使って準備をすすめています。並行して、夏野菜を植える準備も始めました。「おいしい夏野菜が食べたい!」ということで今年はトマト、すいか、バジル、ひまわりなど12種類を育てることに決まりました。種を買いに出かけたり、野菜の育て方を調べたりと、大忙しです。

劇団ひらおだいは、グループ劇の発表に向け、早速、劇づくりがはじまりました。「オリジナルのお話しを作りたい!」、「ようかいやおばけから追いかけられる話にしよう。」と、話し合いや練習に熱心に取り組んでいます。基礎練習では、自分たちで考えたメニューや英語版『じゅげむ』に挑戦しました。

<中学校>
平尾台研究室は、300kgの米の収穫を目指して、田起こし、ため池の補修、水路の整備などを行いました。棚田の作業は、体力と同じくらい、頭を使う活動です。なぜ田起こしをするのか、どのくらい耕せばよいのか、雑草も一緒にすきこんでよいのか、などなど。おしゃべりに夢中になってしまう子もいたので、ミーティングをひらいてプロジェクトとはどのようなものなのかとみんなで考えました。

テアトル平尾台は、グループ劇がはじまりました。名作をアレンジするグループと、コントのグループに分かれています。また、「技を磨く」活動では、ダンスや歌だけでなく、書道も出てきました。パフォーマンスアートもいろいろあります。基礎練習では、ゲーム形式で走ったり、即興演技をし、子どもたちの笑顔があふれています。

グローカル・グループは、テーマを決めるため、「環境」にまつわる映画を見ました。「ザ・トゥルー・コスト」というファストファッションのドキュメンタリーや「おいしいコーヒーの真実」というコーヒー豆を生産する農家の人々が描かれた映画を鑑賞しました。なぜ、とても安い値段で私たちが商品を手にすることができるのか、その背景がわかる映画でした。映画の情報が数年前だったりするので、今の現状がどうなっているのか調べてみてもいいかなと思いました。

<寮>
「今週の寮ミーティングでパーティーがしたい!」というステキな意見が出ました。早速パーティー委員を募集して、話し合い計画していました。中間休みあけにする予定です。どんなパーティーになるのかな?楽しみです。