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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


プロジェクトがはじまりました。(4月19日)

はじまりの会が終わり、新しい一年のプロジェクトのはじまりです。
各クラスでやりたいこと、挑戦したいことを話し合い、早速、動き出しています。

<小学校>
ものづくり工房。ホームセンターにおでかけに行きました。活動でつかってみたい素材や工具を見つけてみんなワクワクしました。「紙をつかった商品ってこんなにたくさんあるんだ!」という発見も。これからのものづくりの参考にしたいです。図書館で40冊ほど本を借り、紙づくりの工程、歴史、工作、たてものなどたくさん調べものもしています。

平尾台ファームは、畑でいくつのイモが植えられそうか畑の広さを測ったり、大人が用意したタネイモがいくつあるか数えたりしました。すると、約2000コのイモが植えられそうで、それが順調に育てば20000コのイモが収穫できそうとわかりました。うまくいくかな?木曜日には、ポテトピザ、ポテトチップス、かるかんまんじゅうなど、イモづくしの料理をつくってがんばろうパーティーを楽しみました。

劇団ひらおだいでは新しいクラスの出発を祝うパーティをしました。メニューは、おにぎりとサンドウィッチとコーンスープ。「もとファームの子はてぎわがいいね」「おにぎりの大きさがいろいろだね」と仕事を分担して料理をしました。ごはんの後は、思いっきり体を動かして遊びました。劇作りや創造活動などプロジェクトもスタートしています。

<中学校>
平尾台研究室の、今年の米作りは300kgの収穫を目指します。昔の単位では一石が約150kgなので、300kgは二石です。江戸時代の人は1年で一人一石の米を食べていたそうで、『一石一城の主』『加賀百万石』など関連する言葉がでてきました。水漏れ対策、虫やイノシシから守る方法、どんな肥料を入れるのか、鳥に狙われないようにするにはどうしたらいいか、などなど考えることはたくさん。植えるイネはこれまでと同じく『ゆめつくし』に決まりました。

テアトル平尾台は、新しいメンバーでのはじまりと4月生まれの誕生日を祝ってパーティーをしました。焼きそば、からあげ、肉じゃがなどを手際よく調理し、お腹いっぱいです。また、きのくにのミュージカルシアターが以前に上演したミュージカル『ヘアスプレー』のDVD鑑賞をしました。同じ中学生が一人で堂々と歌う姿や男の子の多さに驚き、テアトルのみんなからも歌や踊りをしたいという声が聞こえています。

グローカル・グループは、3人でのスタートです。さっそく今年度のテーマを話し合いました。これからいろいろ調べながら、どんな問題について調査や活動をしていくか決めていこうと思います。また、昨年度の本「一人ひとりがみんなと自由に」が好評だったので増刷をしました。

<寮>
平尾台の朝晩もちょうどいい気候になってきました。寮のテラスで、朝晩の食事をしたり、みんなで遊んだり、お話しをしたりと子どもたちはそれぞれの時間を楽しんでいます。