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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(2月14日)

<小学校>

 

ものづくり工房。「プロジェクトで作ったものや調べたものを、3学期の最後にみんなにみてもらおう!」と、展示の計画をしています。「カルタをつくって遊んでもらいたい」「ワタや紙の歴史をまとめてみよう」「糸車のしくみが知りたいな」など、たくさん声があがりました。それぞれがこの1年間で深めた内容をまとめて、本ができるといいな。

 

劇団ひらおだいでは、広島方面にクラス旅行に出かけました。ドンドン淵峡では地元の方から安宿(あすか)に伝わる合戦の話や、ドンドン淵の名前の由来を聞きました。三次もののけミュージアムでは、学芸員さんから、天狗の鼻が高いわけや妖怪が生まれた理由について説明していただきました。下関の赤間神宮にも寄って、耳なし芳一の像や平家塚を見てきました。見たり聞いたりしたことを大きな劇にいかしたいです。

 

ひらおだいファームでは、東そのぎ子どもの村から届いた野菜や、ファームでつくった保存食をつかって料理をしました。届いた野菜を見て「素材の味がわかる料理がいいね。」とレシピを考え、自分たちが育てた野菜と比べながらおいしくいただきました。また、干し芋をつかって長崎県の郷土料理のかんころ餅をつくり、来週の旅行への気持ちが高まっています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、ビデオ撮影をして見えてきた課題を一覧にしました。その表をもとに、台詞や動きを調整していきます。しかし、それぞれの思いや感じ方があり、なかなか上手くまとまりません。そこで、もう一度それぞれの人物像について話し合い、共通理解をすることにしました。来週からは道具の出し入れなど、裏方も一緒に練習していく予定です。

 

平尾台研究室は、築上町の液肥をつくる施設や、自然農法の進農園さんに見学へ伺いました。どちらも「循環」がキーワードです。日々消費されるエネルギーやでてくる生ごみなどを無駄なくつかう循環型農業について、詳しくお話を聞かせていただきました。理想的なシステムですが、たくさんの試行錯誤の上に成り立っているのを知ったのは中学生にとって貴重だったようです。また、暖かかった木曜日、とうとう鶏が卵を産みました!初めての卵は3個です。

 

グローカル・グループは、フードバンク北九州に行きました。今回は、中学生の柔らかい頭を使って、アイデアを出しました。自分がもらってうれしいお菓子や、この材料があれば簡単にこんな料理もできる!という考えを出し合いました。フードバンクの活動に生かしてくれるそうです。また、今年度の活動をまとめた本を作ることが決まり、忙しくも楽しく活動しています。

 

<寮>

 

最近の平尾台は寒暖差が激しく、咳やのどの痛みを訴えてくる子も多いです。暖房は入れていますが、ご家庭でも防寒対策をお願いします。旅行や見学などで忙しかった子もいるので、週末はゆっくり休ませてあげてください。