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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(9月25日)

<小学校>

 

ものづくり工房。新しいツリーデッキのデザインがいったんできあがりましたが、さまざまな課題に気づきました。「3階に部屋と展望台をつくりたいけど、あぶないかな?」「雨もりはだいじょうぶ?」「丸太をつかってみたいけど、加工がむずかしそう…。」話し合いに時間もかかります。いっきに工事にすすみたいところですが、とても大事な過程です。みんなにとっても楽しい場所になるように、意見をたくさんだしあっています。

 

劇団ひらおだい。今週は山に行く予定でしたが、雨のため吉本新喜劇のビデオ鑑賞になりました。鑑賞の後、セリフを言わない時の演技、オーバーアクション、役者どうしの協力の3つの視点から話し合いました。「だれも笑っている人はいなかったよ」「早口だけど、母音をしっかりいってたよ」「首や手をよく動かしていたよ」と劇のクラスならではの感想がたくさん出ました。プロの技を劇作りに取り入れたいと思います。

 

ひらおだいファーム。畑では夏野菜の片付けをしました。つぎは、冬野菜を育てることが決まりました。子どもたちから出た案はダイコン、ブロッコリー、コマツナなどです。やきものの活動をどうしていくかを話し合い、「つくった作品を売りたい」「パーティーでやきものに料理を入れて食べたい」といろんな意見がでています。クラスに3人新しいメンバーが増え、21人になったファーム。みんなで楽しんでいこう!

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、大きな劇の案をどうしていくのかを話し合いました。いくつかの案はグループ劇にすると決まりましたが、みんなで取り組む大きな劇決めには難航しています。取り上げたい地域のエピソード、譲れないポイント、伝えたいことなど、それぞれに少しずつ思いが違っています。そこで、話し合いはいったん中断し、自然観察センターでお話を聞いたり、図書館へ郷土資料や関連する本を探しに行きました。一方、畑ではトマトがたくさん収穫でき、ささげもすくすく育っています。

 

くらしの文化館はホームセンターに行き、いろいろな素材をみました。塗料の種類や特徴、壁紙をはる道具など、実物をみて確認することができました。これからリノベーションをしていくにあたり、値段なども考えながらすすめていくことになりそうです。また、ざしきわらしの部屋は全校のみんなに協力してもらった「どんな部屋にしたいか」のアンケートも集まり、イメージをより具体的にしています。半分以上床をはがしました。バールを使って思い切り力をふるい、着々と進んでいます。

 

グローカル・グループは、学校で集めた令和2年7月豪雨の寄付金を、災害NGO結さんに届けに行きました。代表の方のお話の中で「被災地を元のかたちに戻すのが復旧、そこでの生活を取り戻すのが復興である」といわれたのが印象に残りました。NGO結さんが活動をしている天ケ瀬は、大雨で町全体が浸水した地域です。しかし、町の人々は再び賑わう姿を見るため、一生懸命に頑張っていました。

 

<寮>

 

最近は夕食まで学校に残って作業をしている中学生もちらほら・・・。夕食後にも「学校もどってくる~!」と忙しそうにしています。3連休明け、みんな元気いっぱいに過ごしていました。平尾台も秋に近づき朝晩は肌寒くなってきました。上着のご用意をお願いします。