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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(6月18日)

梅雨の再来。天気がよく、真夏日つづきの先週から一転、雨雲が居座るなんとなく肌寒い1週間でした。外で遊べないし、こんなじめじめする天気は早く終わってほしいですね。なんて思っていたら、土砂降りの中、傘をさして長靴でお散歩している子どもがいました。雨の日も悪くないな~。

 

<小学校>

 

いきもの&クラフト。獣医師の外平ゆかりさんをお招きして、『動物とのここちよいくらし』をテーマにお話ししてもらいました。ポニーと共に生活するうえで、クラスのみんなで大切にしていきたい内容をたくさん教えていただきました。動物どうし、そして、動物と人との心のつながりのエピソードに胸をうたれた子も多かったようです。お話をきき、「ポニーに長生きしてほしいな」「幸せになってもらえるようにしたい」と、自分の楽しみだけでなく、ポニーの気もちにたった声がたくさんあがりました。

 

劇団ひらおだい。来週お招きする外部講師の方に劇を見せるため、たくさん練習しました。細かく動きを合わせたり役を交換して演技をしてみたり、各々楽しく取り組んでいます。物語の構成について何度も話し合い、台本を一部書きなおしたグループもあります。みんなで問題を乗り越えながら、着々と発表の準備をしています。みんなを楽しませる発表ができるのか?!乞うご期待!

ひらおだいファームは、自分たちがつくったパンを全校のみんなにふるまいをするというのを目標にしています。それぞれが極めたいパンを選び、練習中です。あんぱん、カレーパン、メロンパン、クリームパン、ジャムパン、ウィンナーパン、やきそばパン、チョココロネの8種類をつくっています。実は、どのパンも日本生まれのパンです。こね方や発酵時間、焼き方、形など試行錯誤をしながら、イメージしたおいしいパンに近づけるようにがんばっています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、グループで活動しているダンスや歌、コントなどを再度クラス内で発表しました。その後の話し合いでは、前回より練習の成果がでている一方、全体としては盛り上がりに欠けるという結論に至りました。来週からは、それぞれの発表を音楽などでつなぐ作業や、学校のみんなに楽しんでもらえるように工夫をしていく予定です。また、年間購読の申し込みをいただき、申込書やお金の管理などについて話し合いました。

 

新しいクラスは今週もお出かけでした。まず、添田町にある旧数山家住宅に行きました。江戸時代の終わり頃に建てられた茅葺屋根の民家で、釘や金具を使わず柱と梁をどう結っているのか、ほぞはどうなっているかなど、自分たちの家づくりのために学んできました。そして、造林学専門家の青木宣人さんにもお話を聞いてきました。人間を含めさまざまな動植物が森の恵みで生きられていること、日本の林業が衰退した理由、間伐材の利用が森づくりに繋がることなどがわかりました。今日学んだことを今後の活動に生かしていきたいです。

 

グローカルグループ。ごみを減らすことによるメリットなどを、もっとみんなに知ってもらったほうがいいとアドバイスをもらい、展示や調べ物、本の内容を検討しました。それぞれ担当を決めて、調べたり話し合ったりしています。来週は市内の施設の見学に出かけます。

 

<寮>

 

水曜日の夕食は、冷やし中華でした。みんなメニュー表を見るなり「やったーーー!!!」と大喜び。「おかわりする人~?」の声にたくさんの子が手をあげていました。来週はどんなメニューかな~?