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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(12月4日)

<小学校>

ものづくり工房。材木の加工がすべて終わり、柱が建ちはじめました。ボルトをつかって束石と柱、柱と根がらみの材木をとめていく作業は、各チームの高学年が活躍しています。慎重にあけた穴にボルトが通ると「よし、はいった!」と大きな声があがります。その側で低学年の子たちが、タイミングよく渡すために、金具や工具をもってスタンバイ。「建物って本当に人がつくれるんだね」「この仕事おもしろい」と、さらに形になっていくのが楽しみです。

劇団ひらおだい。舞台俳優の古賀今日子さんをお招きして劇の指導をしていただきました。町ねずみと船乗りねずみが出会う場面の演出をしていただき、劇が格段によくなりました。すもうの動きや、けがをしたネズミの登場、仲間が去っていく場面など、一人一人が登場人物の気持ちになって個性的な演技ができました。同時にみんなで劇を作り上げる楽しさも味わうことができました。発表まであと2週間、忙しい日が続きそうです。

平尾台ファーム。いろいろな料理がしたい!ということで、木曜日にみそ汁、あげだし豆腐、ぜんざいなど、豆に関する料理を8種類もつくりました。1グループの人数が2,3人と今までよりも少なくなって、だいじょうぶかな?と、思っていた大人の心配は、まったくいらなかったようです。どのグループも忙しそうに楽しそうに料理をしていました。心もおなかもいっぱいになりました。

<中学校>

テアトル平尾台は、2学期おわりの日に発表する劇をどんどんすすめています。リズミカルな歌やダンスを取り入れたコミカルな劇になりそうです。新型コロナウィルスを逆手にとってネタにし、今年ならではの作品にします。さて、発表のアンケートをとると「漫才がおもしろかった」「音響はもう少し工夫の余地がある」と、客観的な意見が集まりました。みんなの声を力に、次の発表に生かします。

くらしの文化館は大引きや壁の間柱の設置をしました。実際に大引きを設置してみると、長さを間違えていたり、束石がずれていたりと失敗も発覚します。でも、進み具合がわかるとやる気も出るもので、修正をくり返しながら、ぐんぐん作業をすすめています。だんだんと部屋の姿がイメージできるようになってきました。

グローカル・グループ。これから作るのれんの実物大の図案を作りました。自分たちで紡いだ糸でどのように織っていくのか、刺しゅうはどこにするのか、糸はどのように染めるかなど細かなことを話し合いました。また、綿の作業は、付着しているゴミ取りをしました。

 

<寮>

 

木曜日に、夜に地震が起きた設定で避難訓練をしました。自分のベッドからグラウンドへ、全員落ち着いて避難することができました。今後も放課後に遊んでいるときや火災が起きたときなど、設定を変えて避難訓練を行っていく予定です。