ホーム » イベント&トピックス » 学園の様子

2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(11月27日)

<小学校>

ものづくり工房。三菱マテリアル(東谷鉱山)の見学に行ってきました。予想よりもはるかに大きな重機におどろき、また、石灰岩がどのようにしてセメントにかわっていくのかよくわかりました。建物の工事もすすんでいます。これまで加工してきた木材を、仮り組みしてみました。「こんな感じになるんだ~!」と、うれしそうな顔がみられます。「来週には、棟上げができたらいいな!」と、やる気にみちた声がきこえてきます。

劇団ひらおだい。大きな劇の台本ができあがり、今週は役決めです。ネズミやイタチ、鳥などの個性的な登場人物がたくさん出てくるお話です。それぞれの性格の特徴をみんなで共有してから、したい役に立候補します。希望者が重なったら、オーディションをします。場面の状況を考え、その役になりきってセリフを言うのですが、人によって雰囲気が違います。体の動きもあわせて演技する日が楽しみです。

平尾台ファーム。かまどづくりでは、レンガをつみ、モルタルで固める作業をしました。「モルタルにもっと水を入れよう」「モルタルが固まるから急いで!」と、声をかけあう姿がみられました。作業が進んでいくとどんどんコツをつかんでいきました。2、3学期の本づくりの話し合いをし、タイトルが決まりました。

<中学校>

テアトル平尾台は、水曜と木曜の放課後に発表会を企画し、学校のみんなに観てもらいました。内容は、これまでにグループで練習をしてきた劇や漫才、歌、ダンスなどです。1日目の発表の後にクラスで感想を共有すると、とてつもなく緊張したとのこと。2日目もギリギリまで道具の出し入れや音響の調整をしました。何とかはじめての発表を無事に終え、安堵した表情がみられます。さて、2学期のおわりにはクラスみんなで劇を発表する予定です。お楽しみに!

くらしの文化館は、床下工事の作業に壁工事の準備、本づくりの話し合いをしました。床下の鋼製束の微調整、壁に必要な間柱の数の計算など複雑な作業が進みます。壁はもともとある掲示板やスクリーンを全部取り外しました。既にある壁の凹凸を考えながらの計画です。「ゼロからつくりだすより、つくりなおすのはよっぽど難しい」ということを実感しながら工事が進んでいます。

グローカル・グループは、綿の作業を進めるために合宿をしました。主に綿の種取りをし、約6時間で140gほど(大きめのクッション1個ぐらい)の綿ができました。また、綿を糸にしたあとは、織物や編み物、染物、刺繍などをして、グローカル・グループののれんを作りたいと考えているので、そのためのサイズやデザインの話し合いも進めました。畑では、綿は枯れてはきましたが、まだ収穫はできそうです。

 

<寮>

 

どんどん寒くなってきて上着の忘れものが増えてきました。今いちど、ご家庭で持ち物にお名前を書いていただきますようお願いします。学期末の忘れ物が少なくなり助かりますので、ご協力よろしくお願いします