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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(2月26日)

<小学校>

 

ものづくり工房。今週はスロープをつくりました。3メートルの材木に、1メートルの床板25枚をくぎでうっていきます。高学年の子がずれないように丁寧にドリルで穴をあけると、低学年の子たちが力いっぱいトンカチを動かします。2~3人ではもち運べない重いスロープ。「高さは、ぼくが2人か3人はいりそう。重さは10人分くらいはありそうだ」と、自分より大きなものづくりに体も頭もフル回転です。あたらしいツリーデッキの完成まであと一歩。みなさん、楽しみにしていてね。

 

劇団ひらおだい。2学期から取り組んでいた『冒険者たち』の最終場面を、みんなの前で発表しました。在校生の拍手をたくさんもらい、子どもたちの満足そうな表情が見られました。発表後にはアンケートをとって、反省会をしました。話の内容が分かりづらいという意見には、発表前にそれまでの物語をまとめた文章をみてもらうことになりました。保護者への発表に向けて、より良いものをつくろうとしています。

 

平尾台ファーム。畑の野菜は少しずつ大きくなり、「もっと大きくなったら収穫したい!」と収穫を楽しみに一生懸命お世話を続けています。「料理をもっと極めたい」という声も上がり、どら焼きやあんぱんなどの料理に3度目の挑戦をしました。「みて!生地をきれいに丸く焼けたよ」「あんこは時間をかければ柔らかくなるんだよ」と上達を喜んで、いきいきと活動しています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、「これ以上計画が遅れると大変だ」と、通学生も残って練習をしました。決して順調ではありません。それでも、みんなで悩み、考え、試行錯誤する様子をみていると、みんなでつくり上げようとする気持ちが伝わってきます。大道具は上手に分担し、ほぼ完成しました。具体的に作るものが決まると、本当に仕事が早い中学生です。劇の練習にもより力が入ってきました。

 

くらしの文化館は、部屋の壁板をうちおわりました!「本当に今週でおわるのかな」「でも、今週でおわらせるって決めたじゃん」と不安と決意の攻防が何度もありました。作業の時間は真剣そのもの。技術も身についてきて、複雑な加工もきれいに仕上げています。最後の板には皆で名前を書いて、記念写真も撮影しました。細かな配線や家具など、残りはあと少し。どんな部屋になるのかな?

 

グローカル・グループは、二度目の合宿をしました。合宿の内容は、主にのれんの刺繍と原稿打ちです。夜遅くまで作業をした甲斐があり、刺繍がようやく終わりました。原稿はまだ仕上がっていませんが、残されたわずかな時間を有効に使って、今年度の活動を締めくくりたいです。

 

<寮>

今週も体験入学で、5人の小学生が来てくれました。一緒にけん玉をしたり、お風呂に入ったり、マンガや本を読んだり、寮の生活を楽しんでいました。