子どもたちの活動記録『うまいもん屋のできごと9・10月号』ができました。今年度に入って3冊目の本です。
イギリスに出発する前に仕上げたい!と急ピッチで作業をすすめ、なんとか出発前に完成させることができました。
今回の内容は、そうめん流しのことやそば打ち、ラーメンのことなど体験したことや調べたことをまとめました。子どもたちの素直な気持ちが書かれた作文が見どころです。
その本の値段を決めるミーティングが月曜日(イギリス出発前日)に行われました。
原価計算を任された4人の子どもたち。1冊を作るのにかかったお金を計算する子、50冊(今回作った冊数)を作るのにかかったお金を計算する子、とやり方はそれぞれ。
「1冊作るのに約118円かかったよ」
「50冊だと約5900円かかったよ」
問題は、いくらで売るかです。
「売りたいのは、50冊のうち34冊だから1冊175円以上で売らないと赤字になるよ」
「でもこの前の6・7月号は250円にしてあんまり売れてないよ」
「じゃあ、150円で売ったらどう?」
「それだと赤字になるからもうちょっと高くしたい」
安くしてたくさん売るか。
少ないかもしれないけど高く売るか。
迷ってしまう子どもたちも多く、なかなか結論がでません。
「いろいろな人に買ってもらいたいから安くしたい」
「売り上げがないと、クラス旅行がいけなくなってしまう」
しばらくこのような議論があり、ようやく180円で売ることに決まりました。
見学などで学校にこられた際には、子どもたちの本も手に取ってみてください。