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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


梅雨らしい…

 今週は梅雨らしい湿った1週間となりました。雨が降ると、屋外でのプロジェクト活動は思うようには進みませんし、休み時間も外で遊べません。でも、そこは子どもの村の子どもたち。雨の日には雨の日の楽しみ方をすぐに見つけます。顔を出してきたいつもとは違う生きものを見つけます。今週はかわいらしいカエルに夢中の様子でした。
 
 今週のものづくり工房は、テラスの屋根工事がお天気のため思うように進まず、ちょっとばかり小休止の1週間でした。それでも残すところ屋根の設置のみとなって、先が見えてきました。屋根の枠をつくったり、防腐剤を塗ったりと、室内でもできる仕事を細かく確認して進めています。「早く完成させたい!」と、みんなやる気もばっちり充電できたようです。さぁ、来週はどこまでできるかな!?
 ファームは、すっかりお手の物となった豆腐を学校のみんなに味わってもらいました。通算7回目の豆腐づくりです。全校の分となると今までの倍以上の量をつくらないといけません。時間も労力もずいぶん違います。肝心のお味は…。「おいしかった!」と学校のみんなからは大好評でした。「3回もおかわりした~」と言っている子もいました。畑では、夏野菜のキュウリが収穫を迎えています。さっそく旬の味を楽しみました。
 平尾台研究室では、旅行の計画や調べもの活動などが進んでいます。やきものグループでは、陶芸の職人さんの仕事風景を見学してみたいと、萩や伊万里、波佐見などについて調べています。また、作品づくりでも、手回しろくろを回すヒモづくり成形もだいぶ板についてきており、たくさんの作品が仕上がっています。
 水の研究グループでは、北九州市ほたる館に行き、水生生物について多くのことを学んできました。そのあとさっそく自分たちの池にも足を運び、池に住む生きものの調査を進めています。見学で学んだことや調査でわかったことを、『水の行方6月号』で、特集としてまとめる予定です。ぜひお楽しみに!