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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


オープンスクール開催

火曜日にはオープンスクールが開催され、年長~小1のかわいい子どもたちが16名参加してくれました。休み時間や授業中には、一緒に遊んだりアドバイスをしたり、楽しいところは譲ってあげたりとやさしく頼もしい姿がいろいろなところで見られました。
 また、9周年を祝う会に向けての話し合いも進められています。メインテーマは「憲法9条」です。9つながりだからという理由です。中学生は、9条を考えるには避けられない過去の戦争の映像をみたり、集団的自衛権など今の問題に目を向けたりと、さまざまな視点から憲法9条を見つめています。「なぜ、うちらの学校みたいに話し合いで解決できなかったの?」「(戦争の映像をみて)ことばでは言い表せられない何かを感じた。」など、それぞれ疑問に思うことや感じることは違います。これから、9条を中心に戦争や平和について考えていきます。

教室より
 ものづくりでは、ツリーデッキをさらに楽しくするために話し合いを重ねています。夢は膨らむけど、本当にできるのか…。どんなものを、どこにつけられそうか、具体的に考えてみました。スペースに制限があるので、なかなか難しい話し合いです。「ここならどうかなあ」と案もまとまってきました。
 ファームでは、まんじゅうの歴史をさかのぼり栗まんじゅうに再チャレンジです。前回はクリが入らず、形をくりに似せた栗まんじゅう。今回は、発展してようやくクリの入った栗まんじゅうになりました。ゆかちゃんの家でとれた旬の栗をつかわせていただき「今まで作った中で1番おいしい!」「また、つくりたい」などの声が聞かれました。
 やきものでは、自分たちのアトリエで自作の器を使い、昼食を楽しみました。メニューは、旬のきのこピザ&パスタ、調べ物をすすめている韓国のキムチ、梅ジュースと多国籍です。料理だけではなく器にその場所(アトリエ)までもが手づくりなんて、このクラスでしか味わえない満足感。風も心地いいし、みんな笑顔だし最高の昼食でした。
 研究室では、お米や棚田についてもっと詳しくなろうと調べもののテーマを出し合いました。お米のルーツや農業の高齢化問題、減反政策などたくさんのテーマが出たので、これから調べていきます。今週は「月刊 田んぼと生きる~米の力~」も発行しました。ぜひご覧ください。1冊100円です。