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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


10月も大忙し!

今週から10月です。朝晩の寒暖差も身に染みて感じるようになり、体調を崩している子も目立ちます。中間休みまであとわずか。おうちでも体調の管理にはくれぐれもお気をつけください。
 先週の日曜日、キルクハニティ子どもの村にむけて小学生が無事に出発しました。北九州からは1年生から6年生まで11名が参加しています。さっそく現地ではハイランド地方への旅行にでかけているようです。きっと楽しくにぎやかな生活がはじまったことでしょうね!
ものづくり工房では、ものづくりをとことん楽しんでいます。「見て!何枚も板切れたよ!」「難しいと思ったけど意外と簡単にできちゃった。」と2学期になってさらにできることが増えてきました。自分たちのつくりたいものはどんどん形になっていきます。最近のものづくりの時間では、帆かけ船、鳥小屋、子どもが乗れる車、宝箱などがブームです。
 ファームでは畑で一大事がおきました。1学期からクラスみんなで育ててきた野菜がなんと荒らされてしまったのです。どうやら犯人は身体が大きくて、力も強い、とてもやっかいな動物です。突然のことにショックを隠し切れない子もいます。それでも、せっかく育てた野菜をみすみす全部荒らされてしまうわけにはいきません。急きょ予定を変更して畑に残った野菜はすべて収穫してきました。収穫の喜びと畑で野菜を育てることのむずかしさを感じた1週間でした。
 やきもの文化館では、クラス旅行の計画を進めています。カレンダーを見てみるとどう考えても時間に余裕はありません。しかし、それでもやきもののメンバーはみんな前向きです。以前から気になっていた唐津、有田、伊万里を欲ばりにまわる計画です。窯焚きも近づいています。今週は最後のかけこみで作品を仕上げています。中間休み前の忙しい毎日を楽しみながら過ごしています!
平尾台研究室では、いよいよ育てたお米が収穫のときを迎えました。ほんの一年半前までは手つかずであった溜め池と棚田を泥にまみれて手入れし、みごとに復活させたのです。育った稲の数は決して多くはありませんが、1本1本の稲穂はたくましく実り、この時を待っていたかのようです。大切に育てた稲を丁寧に刈り取っていく中学生の表情は大きな仕事をやりとげた喜びで満ちていました。