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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


サマースクール(7月26日~29日)

 もりだくさん、よくばり三昧の3泊4日、サマースクールが開かれました。

毎年サマースクールでは、子どもの村の生活を少しでもあじわってもらおうと、
自分で決める、自分で考える時間がたくさん用意されています。
その日することも自分で決めます。今年は、「おもちゃづくり」「クッキング」そして「テントづくり&そめもの」の3コースがあり、毎日自分でどのコースに行くかを選びます。しかも、それぞれのコースが毎日することがちがうので、3日間をどうやってめいっぱい楽しむか、いっぱい頭をつかいます。

各コース、ノコギリや包丁、針など、ふだんはあまり使わない道具をいっぱい使って工作や料理をします。つくるときの目はみんな真剣そのものです。

箱にタイヤがついている箱車づくりに挑戦している子がいました。初めて使うノコギリに苦労しています。自分の切りたいところに線はひいたけど、なかなかその通りには切れません。線からずれて、ななめに切れてしまいます。思わずよけいな声をかけそうになりますが、ぐっとこらえて「どうするかなあ」と見ていると、しばらく続けていくうちに、だんだん、思ったところを切れるようになってきました。大きさがずれてしまった板をそろえるために、切りなおして調整をしたりしています。そうしてできあがった箱車は、なんと新幹線みたいな形です。ななめに切れてしまった部分をうまくいかしつつ、オリジナルの箱車ができあがりました。できあがった箱車を見て満足そうにしています。そういう姿を見ると、あらためて子どもの発想の自由さと楽しさを感じます。箱は真四角じゃなくてもいいんですよね。

こんな姿がくさん見られた3泊4日でした。それぞれが、いろんな体験をして、ひとまわり大きくなった気がします。
鍾乳洞探検やパーティー、きもだめしも思いきり楽しみました。大人も楽しかったです。また会えるのを楽しみにしてます。

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