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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


2学期が始まりました。

 じつは9月1日から始まっていましたが。。。更新が遅くなりました。
長い夏休みが明けて、久しぶりに元気な声が戻ってきました。「早く学校行きたかった~」なんて声を聞くとうれしくなってきます。
 さっそくプロジェクトもはじまっています。夏休み中の雨と涼しさがうそのようないいお天気が続いたため、元気にはじまったようです。

 ものづくり工房では1学期にはじめたガレージづくりがこの2週間でぐんとすすんで、ついに形が見えてきました。ゴールが近づいてきて、仕事のすすみかたもずいぶん早くなりました。風のおもちゃづくりは少しテーマを絞って再スタートを切りました。よくあがる凧、よく飛ぶ飛行機、よくまわる風車、風で進む舟などなど、目指す姿をはっきりさせて挑戦してみよう!と考えています。それぞれ「素材をかえてみよう」「なんでうまくいかないのかな~」と考えながら同じテーマの人で声を掛け合う姿も見られます。
 ファームでは夏野菜の最後の収穫を楽しみつつ、冬野菜の植え付けの準備もはじめています。また、料理では歴史をたどった饅頭づくりに取り組んでいます。今週は、鎌倉~室町時代の薯蕷饅頭づくりに挑戦しました。生地にヤマイモを入れるのですが、生地がやわらかく、ふわっとしていました。先週は麹菌や重曹の力をかりてふくらませましたが、今回は「山芋だけでやわらかい生地になった!」と驚いていました。味は「かるかんみたーい」だそうです。来週は江戸時代?!
 平尾台研究室は、「田んぼと生きる8月号」が完成しました!特集は「米×病気×害虫」です。
昔ながらの害虫駆除法など、平尾台研究室らしいマニアックな情報が満載の一冊です。ぜひご購読ください。自分たちの田んぼでも稲に少々心配な様子が見られますが、「今年は農薬を使わずに乗り切る」と決めているので、調べた情報をもとに自分たちの田んぼの病気や害虫の対策をしています。
 やきもの文化館は、これまでは自分の好きなものをつくるのが主流でしたが、テーマ研究で調べたことが作品づくりに生かされてきています。九州のやきものとつながりの深い朝鮮の食文化を調べたときに出てきた壺や、茶の湯に使われる茶碗など、調べたことがじっさいに形になっていく試みを楽しんでいます。

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