先週末の大雪（子どもの村の様子が2月15日の毎日新聞に掲載されました）、そして今週の暴風警報と、天気にすっかりふりまわされています。水・木曜日はやっと穏やかな天気がもどってきて、各プロジェクトの方も順調に進み始めたようです。
- ファームは、かまどの屋根がとうとうできあがりました。完成を祝って、さっそくできたかまどで料理をしています。つくったのは畑で採れたキャベツや大根、夏に仕込んだ味噌をつかったとん汁です。おまけに、畑を借りている竹原さんに教えていただいた50年前に主食にしていたパンも焼いてみました。そして、かまどでの豆腐づくりも。豆乳が濃くて、おいしさがギュッと詰まっています。とってもよくばりな完成パーティーに心もお腹も大満足な1週間でした。
ものづくり工房のツリーデッキも、なんと！（設計図の部分は）完成です。苦労してつくりあげたデッキを見上げる表情はとても満足そうです。たびかさなる大雪にもめげず、予定よりも1週遅れただけですみました。このあとは、登るための遊具、２つのデッキをつなげるための橋、そして、安全確認をしてもう少し直した方がいいところの修理をして本当の完成です。グランドオープンまでもう一息です。
水の研究グループは、みんなでこれからのため池について話し合いました。昔のため池はもっと深さがあったのに、今つくっているものは泥がたまってあまり水がたまりません。ため池の水を落として泥をとりだそうとしたのですがとても人力ではできそうにない。「重機を入れる」「でも、生きものが住めなくなるかも」「田んぼの生物として帰ってくるかもしれない」など、多くの意見が出ます。結果、今年度中には作業はしないことになりましたが、生きものや植物の環境について考えるいい機会になりました。寒い中、田んぼや池での作業も進んでいます。
陶芸グループは、電動ろくろでつくった作品の素焼にいよいよとりかかりました。時間をかけてつくり、ていねいに乾燥させた作品です。来週には本焼きが待っています。できあがりが楽しみです。本づくりも始まりました。そして3月には、中学校の２つのコース合同での活動報告会を予定しています。これまでの活動を振り返り、報告の内容や役割分担を話し合いました。
いよいよ2013年度も大詰めです。1年の活動のまとめの時期になってきました。
