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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


10周年&5周年の記念に何がほしい?

 10周年&5周年を祝う会の委員会も話し合いを重ね、計画も大詰めになってきました。そこで今週の全校ミーティングでは「バザーとオークションでもうけたお金で何がほしいか」希望を話し合いました。サッカーゴールのネット、製本機、グランドをドームにするなど、いろいろなものが候補にあがりました。その中でもっとも多かったのは「北九州に高校をつくってほしい」で97人が賛成していました。理由を聞いてみると小学1年生の子が手をあげ「今の中学生が卒業しても会えるから」とほほえみました。というわけで、バザー&オークションの売り上げ目標金額は・・・ご想像におまかせしますが、ご協力のほどよろしくお願いします。

教室から
 ものづくり工房では、10周年の会で売るものの試作品づくりが続いています。回数を重ねるにつれて、「これは買ってもらえるかな!?」と、ちょっぴり自信をつけてきています。ここ最近、竹をつかった作品に挑戦する子もふえています。小倉南区の竹畑面積は全国一。日本有数の竹林からできたお箸やバターナイフが食卓で使われる日も、そう遠くないかもしれません。
 劇団ひらおだいは、グループの発表を終えこれからの計画をたてました。ものがたりにでてくる料理をつくりたい、劇団の団長さんや俳優さんのおはなしをききたい、劇を観にいきたいなど。子どもの村の子どもたちはやっぱり、よくばりです。上手に時間をつかってたくさんのことができるようにしたいです。
 平尾台ファームでは、パンづくりをより深めるために、自家製パンづくりの計画がスターとしました。これまでは市販の小麦粉やドライイーストをつかっていましたが、これからは自分たちで育てた小麦粉や天然酵母、バター、砂糖、塩、そしてパン窯を用いてパンづくりができるように準備を進めています。そして最終的にはオリジナルのパンをつくる予定です。また、10周年行事で販売するパンの計画もはじまりました。どんなパンになるのか楽しみです。
 やきもの文化館は、茶室づくりが本格的にはじまりました。「場所がない」「予算がない」「時間がない」という「ないない」づくしの条件のもと、中学生たちの柔軟なアイデアが冴えわたっています。かんたんに組み立てられて、しかも軽くて持ち運びやすい茶室。そんな難題に取り組んでいます。茶室づくりだけでなく、道具を準備したり、作法の確認したりと大忙しです。
 平尾台研究室は、棚田サミットの展示物ができあがってきました。20以上あるブースの中でも、しっかりアピールできるように考えています。3段目の棚田の開墾をはじめました。まずは草刈りから。また、2段目がイノシシにやられたことから、イノシシを捕まえようという話も出ています。「棚田のまわり9月号」ができました。