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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


おそくなりましたが、あけましておめでとうございます。

 あけましておめでとうございます。
 2015年に入り、5人の新しいおともだちが加わりました。83人でのスタートです。9周年もいよいよ終盤の3学期。さらににぎやかになって、楽しんでいきたいと思います。
 
 ものづくり工房では、久しぶりに、自分の好きな「ものづくり」の時間をいっぱい楽しみました。巾着、ぬいぐるみ、剣や盾、箱、イス、棚、ビー玉ころがし、ビー玉遊び用ボードなどなど、つくるものは本当にさまざまです。やっぱり自分で決めて自分の好きなものを形にしていく仕事は楽しいんだなあと思います。そして、2学期に計画していた竹のすべり台の仕事も始まりました。今週は柱のほぞ堀が終了です。3月早々の完成目指してがんばります。旅行に行くことも決まりました。2泊3日で長崎の凧博物館を見学し、八女で和紙・凧づくりを体験する予定です。子どもたちは真剣にお金の計算をしていました。予算がギリギリですが、どうにか足りるように工夫しているまっ最中です。
 ファームの3学期は南蛮菓子づくりに挑戦することになりました。2学期のさいごに九州の和菓子に大きな影響を与えたのが南蛮菓子だとわかったからです。さっそく南蛮菓子をつくってみました。実際につくってみると、どれもおいしく日本人好みに発展してきたようです。そこで調べてみると、カステラはパン・デ・ロー、マルボーロはカヴァカ・フィーナ・デ・カルダスというように起源になったポルトガル由来のお菓子があったのです。それをつくってみると、カヴァカ・フィーナ・デ・カルダスは甘さ控えめで、かたく、クッキーのようでした。ポルトガルに興味をもち、人々のくらしにも目を向けはじめています。
 やきもの文化館では、3学期は作品づくりにもっと力を入れていこうと考えています。みんなの技術もあがってきて、大きな作品にも挑戦したい!そのひとつとして土鍋づくりに挑戦します。また、自分たちでつくった食器でカレーを食べました。ふだん使っている食器で食べるのとでは違い、味も格別でした。また、お茶会をするための抹茶茶碗を製作中です。自分でつくった茶碗でお茶をたてるのを楽しみに、それぞれ思いをこめてつくっています。茶室用の土壁づくりも進んでいます。どんな茶室になるか、ご期待ください。
 研究室では、2枚目の田んぼの開墾をしています。寒い中、根っこをとったり、耕したりと、鍬やスコップを使って泥だらけになって(遊びながら)地道に進めています。3月までにはあぜをつくって水をはれるようにしたいです。また、旅行の計画も進行中です。農業で成功している地域や過疎化対策がうまく行っている村を訪ねようという方向で話が進んでいます。熊本の棚田をみたり、田んぼと地下水との関係を探ってくる予定です。頭も体もいっぱい使っています。
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