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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今年度も残り1週間になりました。

 おわりの会も間近に控え、卒業生はそわそわしている…のかと思いきや、とくに変わる様子もなく、毎日時間を存分に使って楽しそうに過ごしています。来年度のクラスも発表になり気持ちもふくらみますが、まずは今年のプロジェクトを完成させたい!残すところあと6日です。時間を惜しんで活動しています。
 ものづくり工房は、見学先の2つの凧工房で見てならってきた凧づくりにあらためて取り組みました。絵や形だけではなく、竹ひごづくりにも挑戦しました。「竹ひごは、軽くて竹皮がついているといい」と長崎の小川凧店で聞き、北九州のまごじ凧さんで竹ひごをつくる様子を見せてもらいました。竹を細く切るのはとてもむずかしいのでなかなかできませんが、終わりの会では、自分たちでつくった竹ひごを使った凧も展示する予定です。
 ファームはとうとう6月に仕込んだしょうゆを絞りました。もろみから出てきた液体を絞ってみるとなんとホンモノのしょう油です。部屋いっぱいにいい香りが広がりました。しぼりたてを味わってみると「おいしい~!!」思わず声が上がります。同じ材料なのにできたしょう油は少しずつ味や色が違うのもおもしろいです。殺菌のための火入れも終えました。終わりの会ではカステラだけではなく、しぼりたてのしょう油も味わえるかも?
 平尾台研究室は、個人研究の発表会をしました。神話から生物まで、多岐にわたった内容で、棚田づくりからいろんなところに関心が広がっていったとしみじみ思います。そして、棚田の作業も引き続き行いました。動かなかった大きな石は、結果どうしても動かないので、作戦を変更して埋めることになりました。横に大きな穴を掘って、そこに落とし込んで埋めるという作戦です。賢い!
やきもの文化館は、終わりの会で見ていただく作品がしあがってきました。心をこめてつくった作品を販売させていただく予定です。放課後や夜遅くに仕上げの仕事に励む姿をよく見かけました。
 来週はいよいよおわりの会、そして最終週。「あ~もっと早くから始めておけばよかった~」という声がやはり今年も聞こえてきます。どのクラスも、さいごまで大忙しで、めいっぱい楽しみます。