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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト

 ものづくり工房は、天然記念物である青龍窟を探検しました。平尾台に200ヶ所あるといわれている中でいちばん大きな鍾乳洞です。洞窟の中はとてもせまく、濡れながら腹ばいになって、やっと進めそうな道ばかり。本当にたいへんでしたが、悠久の時を経てできた鍾乳洞の美しさに驚きの声もきこえました。真っ暗闇の中で自然の音に耳をかたむける貴重な体験もできました。
 劇団ひらおだいでは、毎週、おはなしづくりの時間があります。それぞれが好きなように絵本やマンガ、人形などをつくる時間です。「うまく描けた!」「なんか、かわいくできない。」「笑える話になっちゃった。」と、思い思いに楽しんでいます。いつか、それぞれの作品の発表ができたらいいなという声もでてきました。
 平尾台ファームでは、パンの材料となる小麦粉だけでなく、その他の材料や道具も自分たちでつくる活動がはじまりました。具体的には、砂糖、塩、バター、天然酵母、それからパン窯です。身近な食材でもどのように作られているのかはよく知りません。「こんなの(サトウキビ)から本当に砂糖ができるの?」「海水の1割くらいの塩はとれるかな?」と子どもたちも興味津々です。どうなるのか楽しみです。
 やきもの文化館は、茶道に詳しい方に学校へお越しいただき、お点前を教えていただきました。たくさんの作法にとまどったり、体がついてこなかったりしましたが、「自分たちで本を見ながらするのと全然違う!」と得るものがたくさんありました。お茶会がひらけるように、今後も練習を重ねていきます。また、完成したクラスの本を読んで意見を交わし、来週予定している萩への見学について話し合いました。
 平尾台研究室は、3段目の棚田の開拓と道づくりを進めました。昔は牛が歩ければよかったけど、トラクターを入れるのはたいへんです。機械を使うとなるといろいろと作業が増えます。そんなことを考えた「月刊棚田のまわり11月号」ができました。特集は個人プロジェクトです。

寮から
 寮母さんが寒がっている中、まわりを見ると半袖の子もちらほら。子どもたちは元気だなーと実感します。今週はクリスマスパーティー委員が集まって楽しい計画を立てていました。最後の週が楽しみです。