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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト

今週は全国的に5月下旬とは思えない暑さでした。それはここ平尾台も同じです。季節外れの暑さに参っているのは大人だけで、子どもたちは待ってましたとばかりに水風船合戦をしていました。どんなゲームか尋ねてみると、2チームにわかれ相手チームの王様に水をかけた方が勝ちということでした。自分たちでゲームをつくって楽しめるというのはステキなことです。ただ、それに巻き込まれ犠牲になった大人もいます。大人は風邪をひかないように気をつけたいと思います…。

教室から
 ひらおだいファームは、バームというパン屋さんにバターロールのつくり方を教わりに行って来ました。パンづくりが楽しかったのはいうまでもありませんが、それだけでなく、生イーストや、発酵バター、パンをこねる大きな機械に、弾力のある生地など、子どもたちはさまざまなものに感動していました。また、生地を発酵させている間にラスクづくりにも挑戦し、お腹も心も満たされる体験となりました。そして、ついに第1号となる月刊誌『パンのすべて』が完成しました。特集は「どうしてパンはふくらむのか」です。販売も予定しています。ご期待ください。
 劇団では、豊玉姫の劇に取り組むことになりました。海幸彦に龍の姿を見られた豊玉姫が、ここ平尾台の青龍窟で女神に姿を変えられる、という伝説を基にした劇です。神楽も交えた劇になる予定です。これから台本作りや配役など実際の上演に向けた活動に入ります。また、中学生の保護者の古賀さんから基礎練習について教えていただきました。
 平尾台研究室は、予定どおり田植えをしました。今年は1本植えで育てます。一か所に1本の苗を植えて、おいしいお米を作ろうということです。また、イノシシよけの電気柵も設置しました。ちゃんと電気が通るかは実験していませんが…。月刊誌「棚田のまわり」5月号ができました。特集は「田植えNOW」です。
 やきもの文化館では、今週は楽しみにしていた料理をしました。つくった料理をどんな器に盛りつけるのか。北大路魯山人は、「食器は料理の着物である」といいましたが、皿から溢れる料理を見ると、着物というより風呂敷のようです。やきものは奥が深いですね。ほかにも平尾台のお茶をつんで茶を煎じたり、電動ろくろに挑戦する人が増えたりと、にぎやかな1週間でした。

 寮から
水曜日の夕食は、鉄板焼!5つのグループに分かれて、それぞれお肉や野菜を焼いて食べました。各テーブルでは会話もはずみ、おいしく楽しい時間を過ごしました。後片付けまでテーブル毎にキレイにできました。