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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


修学旅行の話し合いはじまる

 小学生17名がキルクハニティに旅だって1週間。すし詰め状態だった昼食時のホールも少し余裕ができました。少しさびしさを感じながらも「今ごろネトルブランコで遊んでるのかな~」と、遠い海の向こうの話題で盛り上がっています。
 学校では連休明けから修学旅行の話し合いもはじまっています。6年生の修学旅行、中学校の国内旅行、そして中学校イギリス旅行とそれぞれガイドブックを片手に調べものも進んでいるようです。今年はいったいどんな行き先が候補にあがってくるのか今から楽しみです。

 

教室から
 平尾台研究室は、来週に田植えを予定しているので、今週は棚田の準備にいそがしかったです。根っこや石を拾い、代かきをして、元肥をまきました。その合間に、米粉のパンを焼いて、棚田のまわりの木イチゴでつくったジャムといっしょに食べました。田んぼで食べるパンもなかなかおいしかったです。
やきもの文化館では、ついに第1号となる月刊誌『茶時間(ティータイム)』が完成しました。ほっとしたのも束の間、翌日には来月号の話し合いです。特集をくむべきか?どんな内容を載せたらいいのか?よりよい本になるように意見が交わされました。また、作品づくりや和菓子づくりなど、それぞれのペースで進めています。
 ひらおだいファームでは、ポットで育てていた夏野菜を畑に植えました。気候も暖かくなり、雑草が茂りはじめていますが、子どもたちは草刈りも喜んでしています。また、先週に引き続き、今週はグルテンを取り出す実験をしました。練っておいた小麦粉を水で洗うと、弾力のあるグルテンがのこります。子どもたちは「ガムだ!」「おいしい!」と、グルテンの味や感触を楽しんでいました。
 劇団では、のれん(看板)のデザインも完成し、実物の布やフェルトを裁断しはじめました。何回も話し合いを重ね、みんなのアイディアがつまったかわいくて劇団らしいのれんができそうです。また、劇の話し合いも一歩、進みました。神楽もふつうの劇もしたいとよくばりな劇団員。どちらもできるような演目に決めました。これから台本づくりや道具づくりなど、ますます忙しくなりそうです。

 

 寮から
 先週、小学生が無事に出国しイギリスに行きました。いつもより十人以上も少ないのでちょっぴり静かで寂しいです。そんな中、中学生を筆頭に鬼ごっこやだるまさんがころんだなど暗くなるまで元気に遊んでいます。新しくキーボードも入って、みんなそれぞれの時間を楽しんでいます。