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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト(1月25日更新)

小学校
 ものづくり工房は、基地の工事が進んでいます。増築部分の外壁が完成し、内壁づくりがはじまりました。大きなコンパネ板を切るのは一苦労です。みんなで交代し、支え合いながらがんばって作業をしています。来週には、壁が立ちそうです。
 平尾台ファームは、ピザ窯づくりと収穫した野菜で料理をしました。ピザ窯づくりでは、基礎工事と屋根の波板をはる活動などをしています。寒い中での作業ですが、少しずつ出来上がってきています。畑のハクサイ、ダイコン、ブロッコリー、キャベツを収穫して5種類のメニューを料理してお腹いっぱいになるまで食べ、収穫の喜びを味わいました。
 劇団ひらおだいは、調べ物の資料を集めるために南図書館に出かけました。源平の戦い、ロボットやAI、焚き木の仕方など全部で36冊の本を借りました。「みらいの社会ではロボットが大活躍だね」「源氏って結構ひどいことをしたんだね」と新しい発見がありました。焚き木グループは目標の30分間、火を燃やし続けることができました。3学期のおわりの発表をめざしてさらに研究を深めていきます。

中学校
 くらしの文化館は、総合農事センター獣医の藤岡先生と生産者組合の上村さんが、「小倉ふる里どり」の様子を見に来られ、鶏たちが1羽も死なずに順調に育っていることに感心されていました。子どもたちから出荷の方法や時期などを尋ねて、2月の始めにオスを出荷する予定です。鉄づくりは、木炭と砂鉄の準備を進めていますが、どちらもなかなかうまくいかなくて、試行錯誤をくり返しています。
 平尾台研究室は、自分たちの棚田のマップや模型づくりのための測量をはじめました。正確に測るにはどうしたらいいか、調べて検討しています。また、旅行について予算や時間などを考えながら、行き先や日程などを具体的に話し合いました。予算ギリギリの日程に、どこを削るか悩ましいです。
テアトル平尾台は、ついに劇の立ち稽古がはじまりました。発表までのスケジュールを細かく立てると、1日に3幕進める必要があります。実際に動きをつけると、立ち位置や登場仕方など演技面はもちろん、「背景が欲しい」、「この場面にはベンチがいる」など必要な大道具についてもはっきりしてきました。限られた時間の中で、1幕ずつ演技と話し合いを重ねています。
 グローカル・グループは、地図作りを進めました。分からないことがいくつかあったので、自然の郷の方にインタビューに行きました。丁寧にわかりやすく説明していただきました。私たちは、地図として使えるのはもちろん、誰が見ても分かりやすく、平尾台の歴史も知ることができ、さらに楽しみながら散策できる地図を作りたいという目標が見えてきました。また、リヴァーウォークの中にあるゼンリン地図の資料館に見学に行く計画を立てています。