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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(11月22日)

<小学校>

 

ものづくり工房。ワタの畑に行くと、寒さで実がすっかり乾燥し、これまででいちばんたくさんの量を収穫できました。実からタネをとりだし、「これで何をつくろうか?」「糸にしよう!」「糸車をまわしてみたいな」と、いろんな声がきこえてきます。織物や服にも興味がひろがりそうです。昔ながらのワタ打ちや、糸つむぎにも挑戦してみたいです。

 

 

劇団ひらおだいでは、大きな劇の内容をもう一度考え直すことにきめました。好きな妖怪、かわいい妖怪、おもしろい妖怪を出し合い、その中から、学校の近くや九州の妖怪を調べようとしています。みんなが大好きな『ぬりかべ』は福岡県、『いったんもめん』は鹿児島県にルーツがありそうです。地域と妖怪の秘密を探っていきます。

 

 

ひらおだいファームは、手作りしたコンニャクを使って料理をしました。煮込む、焼く、刺身などコンニャクにはいろいろな調理方法があり驚きました。「お店のコンニャクとは見た目も味も違うね。」「だしの味がしっかりしみ込んでおいしい。」と感想を分かち合い、料理をつくるコツをつかんできたようです。畑では冬の寒さに備えて野菜を守るための準備を進めています。

 

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、沖縄の劇団の方と一緒に中学生でワークショップを行いました。方言で歌に調子を入れたり、鍬(すき)や鎌を持ったイメージで農耕の踊りを練習しました。独特の言葉や音楽、明るい劇団の方とふれあい、笑顔があふれていました。来週の本番がたのしみです。また、全体劇のセリフの読み合わせをしました。今後は、動きや場面展開を加えて、台本として形にしていきます。

 

 

平尾台研究室は、ジャガイモがピンチです。霜にあたってほとんどが枯れてしまっています。生き残っている芽を探し、地温を上げるためにマルチをはりました。芽が出ることを信じています。ニワトリは成長の遅れていた2羽も外の小屋に放ちました。12羽がいっしょになって、元気に走り回る姿を小学生もよく観察しているようです。平尾台研究は先週のインタビューをまとめました。調べるほどに疑問点がでてきて、どんどん学びが広がっています。

 

 

グローカル・グループは、東そのぎ子どもの村に行きました。東そのぎの前町長さんや教育長さん、おこんちゃんたちに、子どもの村をつくるまでの苦労や子どもの村のいいところなど、貴重なお話をたくさんしていただきました。この取材を原稿にして、子どもの村のことをもっと知ってもらいたいです。

 

<寮>

 

平尾台は一段と寒くなりました。暗くなるのもはやくなり「外で遊べな~い!」と残念がる声が聞こえてきました。元気いっぱいの子もいますが、最近は体調不良を訴える子もいます。防寒対策をお願いします。